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Huaweiの低価格スマホ「nova 12i」はまるでハイエンド機? 「円形カメラバンプ」を採用

ITmedia Mobile 2024年7月17日 10時31分

 Huaweiの「nova」シリーズはインカメラの性能を高めたセルフィー特化モデルですが、バリエーションを拡大するためにコストを抑えた低価格モデルもラインアップに加えています。Huaweiのスマートフォンは現在「Pura」と「Mate」、そしてnovaを展開していますが、novaはシリーズの中でハイエンドからエントリーまで幅広いモデル展開を行っています。

 nova 12iはプロセッサにSnapdragon 680 4Gを採用したミドルレンジ機です。インカメラは800万画素で、セルフィーに強いというわけではありません。一方でアウトカメラは1億800万画素を搭載します。サブカメラは200万画素の深度測定用なので、実質この1億画素カメラ1つで全てをカバーすると考えるのがいいでしょう。

 バッテリーは5000mAhで40Wの急速充電に対応。指紋センサーは側面の電源キー部分にありますが、感度を高めているとのこと。海外では3万円台で販売されており、全体的なパフォーマンスも価格相応といったところでしょうか。

 背面のカメラ部分のデザインは、今やトレンドである円形となっています。このデザインはハイエンドモデルがこぞって採用していますが、最近では低価格モデルにも採用が広がりました。パッと見ると価格よりも高性能であるように見えます。とはいえ1億800万画素のカメラを搭載しており、特に昼間の屋外撮影などでは威力を発揮します。

 このnova 12iはグローバルのみの展開。そのためOSもHarmoyOSではなく従来のEMUIとなっています。Huaweiのスマートフォンは今でも一部の国では高い支持を受けており、古いエントリーモデルからの買い替え用として低価格なモデルの開発も求められているのでしょう。目立った特徴はないものの、nova 12iのような端末も意外と注目を集めているのです。

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