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現行Androidスマートフォンの価格まとめ【2024年8月編】 Pixel 9/arrows We2シリーズがお得なのはどこ?

ITmedia Mobile 2024年8月19日 10時34分

 2024年8月は注目の「Google Pixel 9」シリーズが一挙に発表された。全てハイエンドモデルだが、価格が安い容量もあり、Pixelを入手したい人は見逃せない。ミッドレンジモデルに関しては「arrows We2」「arrows We2 Plus」の価格や販路の情報が続々と発表された。

 2023年12月27日に改正された「電気通信事業法第27条の3」により、いわゆる白ロム割と呼ばれる端末単体販売割引が規制された他、値引き額上限が現行の2万円から4万円に引き上げられた。ただし、値引き額は4万円から8万円までの場合が半額まで、4万円以下の場合が2万円までとなる。

 ここでは端末メーカー、NTTドコモ、au、UQ mobile、ソフトバンク、Y!mobile、楽天モバイル、MVNO(IIJmio、mineo)から発売された、Androidスマートフォンの価格をまとめる。記事内の表はハイエンドとミッドレンジで分ける。いずれもオンラインストアでの価格で、店頭販売価格とは異なる場合がある。

 実質負担額はドコモの「いつでもカエドキプログラム」「いつでもカエドキプログラム+」、auの「スマホトクするプログラム」、ソフトバンクの「新トクするサポート」を適用して、最大限支払免除を受けた場合の負担額だ。

 MVNOでの端末価格は、短期間で終わる割引を避け、割引適用前か長期的な割引を適用した場合の価格を記載する。記事内の価格は全て税込み。

●「Pixel 9」シリーズの価格が出そろう IIJmioはこの夏、端末セールを実施

 8月、ハイエンドモデルで注目したいのはPixel 9シリーズ。1回払いならGoogle ストアが最も安い。分割払いや端末の返却などを条件とした端末購入プログラム適用後の実質負担額については、auオンラインショップで機種変更を行った場合がお得だ。ただし、Pixel 9 128GBの実質負担額はソフトバンクが安い。

 特にPixel 9シリーズ機種変更おトク割による3万3000円の割引が大きい。条件は9月30日までにPixel 9、Pixel 9 Pro、Pixel 9 Pro XLへ機種変更し、「auマネ活プラン」「故障紛失サポート ワイド with Cloud」に加入すること、となっている。

 ハイエンドモデルの購入に際して気をつけたいのが1年後の端末返却を想定した端末購入プログラムだ。

 2024年8月現在、ドコモとソフトバンクが新機種を短期使用でも割安に入手できるプログラムを提供しているが、ソフトバンクの「新トクするサポート(プレミアム)」は割引の内訳が詳細に開示されておらず、利用者が実質負担額を算出しなければならない。

 例えば、Pixel 9 128GBをソフトバンクオンラインショップで購入し、約1年後(13カ月目)に返却する場合、本体分割代金の36円(3円×1~12カ月分)に、早トクオプション利用料の1万9800円と、あんしん保証パックサービスの1万2870円(990円×13回)を足した3万2706円が(本当の)実質負担額となる。

 ミッドレンジモデルとしては「arrows We2」「arrows We2 Plus」の販路や価格が決定した。販路はドコモ、KDDI(au/UQ mobile)、楽天モバイル、IIJmio、mineoだ。arrows We2はIIJmioで2万円を切る価格となっており、arrows We2 Plusは1回払いならIIJmioへの乗り換え、ポイント還元後の実質負担額なら楽天モバイルがお得だ。

 また、IIJmioは「サマーキャンペーン【スマホ大特価セール】」を9月2日まで実施している。本キャンペーンでは、MNPでIIJmioモバイルサービス ギガプランに乗り換え、音声SIMか音声eSIMを契約すると同時に対象端末を購入(申し込んだ)した場合、1契約者(mioID)あたり1台まで対象端末を割安な価格で提供する。

 例えば、ハイエンドモデルの「Xiaomi 13T Pro」は通常9万8820円のところ、本キャンペーンにより6万9800円で入手できる。型落ちだが、ミッドレンジモデルの「Google Pixel 7a」は通常5万7800円のところ、本キャンペーンにより3万3800円で入手できる。

 各社オンラインショップにおける価格をまとめた表は以下の通り。

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