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今夜発表される「iPhone 16」(仮)「Watch」「AirPods」の新製品うわさまとめ

ITmedia Mobile 2024年9月9日 13時45分

 残暑厳しい今日この頃、いよいよ日本時間の9月10日午前2時にAppleがスペシャルイベントを開催します。毎年9月といえば新型iPhoneの発表が恒例で、今年は「iPhone 16」(仮、以下同)の登場が確実視されています。

 そこで今回は、iPhone 16のラインアップを含む、発表されそうな新製品のうわさをまとめました。

●iPhone 16のラインアップは?

 海外のうわさサイトや著名リーカー、著名アナリストなどの情報をまとめると、iPhone 16のラインアップは、iPhone 15と同じ4モデルになると予想されています。

・iPhone 16(6.1型)

・iPhone 16 Plus(6.7型)

・iPhone 16 Pro(6.3型)

・iPhone 16 Pro Max(6.9型)

 いずれもiPhone 15シリーズから見た目は大きく変わりませんが、Proシリーズは画面サイズがわずかながら大型化するようで、iPhone 16 Proは6.1型→6.3型、iPhone 16 Pro Maxは6.7型→6.9型となりそうです。これは2023年後半から出ている予想で、今日までに複数のリーカーからも継続して同様の予想が挙がっているため、可能性はかなり高いといえます。

 さらにProシリーズにはキャプチャーボタンが新たに搭載されるといううわさもあります。いわゆる単純なシャッターボタンというわけではなく、指を滑らせることでズームインアウトができたり、半押しでフォーカス合わせたり、押し込みで動画撮影スタートしたりといった機能があるようです。

 キャプチャーボタンの位置は右側面にある電源ボタンの下あたりとのことですが、どうせならTouch ID用の指紋センサーも内蔵して、いまだにあるTouch ID需要もProシリーズに取り込んでしまえばとも思います。

 細かいところでは、iPhone 16 ProにPro Maxと同じテトラプリズム5倍望遠カメラの搭載、超広角カメラが1200万画素から4800万画素にアップ、レンズも明るくなるといったところです。

 一方で、ベーシックなiPhone 16とiPhone 16 Plusに関しては、背面カメラのレンズ配置がVision Pro向けの空間ビデオを撮影できるようにするため縦に並ぶといった変化がありそうです。iPhone 15 Proで搭載されたアクションボタンが16からベーシックモデルにも搭載される可能性があります。

 また、これから発売する製品でAppleが大きく打ち出したいAI機能「Apple Intelligence」が使えないというのは考えられないため、ベーシックなiPhone 16シリーズに少なくともiPhone 15 Proが搭載している「A17 Pro」以上の性能を持つチップセットが搭載されることは間違いないでしょう。iPhone 16シリーズは「A18」、iPhone 16 Proシリーズは「A18 Pro」を載せてくると考えるのが自然です。

●iPhone 16の予約開始日と発売日は?

 新型iPhoneは、発表された週の金曜日の午後9時に予約受け付けがスタートされ、翌週の金曜日に発売されることが恒例です(一部機種を除く)。順当にいけば、13日に予約スタート、20日発売となるでしょう。

 発表から少し間が空くので、しばらくはどのモデルを購入するか余裕を持って検討できます。ただし、オンラインで予約をするつもりなら覚悟が必要です。当日の午後9時に予約受け付けが始まると、Apple Storeオンラインならびに各通信事業者のオンラインストアはつながりにくくなり、人気のカラー、ストレージ容量から納期が後ろ倒しになっていきます。

 人気のモデルともなると、予約開始から数十分でお届け日が(発売日から)1カ月以上も先、となることはざらです。購入したいモデルが定まっているのであれば、気合いを入れて予約をする必要があります。

●10世代目となる「Apple Watch」

 「Apple Watch」も毎年9月に新製品が登場する定番商品です。初めて2014年に発表されてから、今年で10周年を迎えます。iPhoneが10周年を迎えた際は「iPhone X」としてホームボタンの廃止など大きく刷新されましたが、Apple Watchもフルモデルチェンジされる可能性が高いです。予想されるラインアップは次の通りです。

・Apple Watch Series 10(Series X?)

・Apple Watch SE(第3世代)

・Apple Watch Ultra 3

 Apple Watch Series 10については、現時点ではサイズの2モデル構成は変わらず、従来の41mm/45mmから42mm/46mmとわずかにサイズアップされ、厚みは薄くなると予想されています。

 Apple Watch SE(第3世代)は、本体の素材をプラスチックに変更してコスト削減するのではという予想があります。現行の第2世代は100%再生アルミニウムを採用していますが、これで価格面でも入門機としての価値を高めようとしてるのかもしれません。ただ日本では円安の影響であまり恩恵は受けられないかもしれません……。

 Apple Watch Ultra 3に関しては、めぼしい大きな変化のうわさは挙がっていません。ブラックカラー欲しいですよね……?

●「AirPods」は第4世代に

 ワイヤレスイヤフォンの「AirPods(第4世代)」が出るといううわさもあります。AirPods Proではなく、いわゆる“無印"とされるベーシックなモデルが第3世代モデルから刷新され、さらに上位と下位の2モデル体制になるという見立てです。

 上位モデルにはANC(アクティブノイズキャンセル)機能や「探す」機能も搭載され、AirPods Proより安価に高機能を使えるようになるかもしれません。もちろん充電ケースはUSB Type-Cポートとなるでしょう。

●答え合わせは9月10日午前2時から

 気になるスペシャルイベントはもう間もなくです。正直言って「最近のApple製品にはわくわくしなくなったよ」という人も少なくないはず。でもなんだかんだで見てしまうのではないでしょうか。その気持ち、分かります。どこかに何かを期待している自分がいますよね。

 ITmedia Mobileでは速報記事をお届けする予定です。時間になったら、またお会いしましょう。

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