KDDIの高橋誠社長は9月18日、2024年度内に「povo 2.0ギガチャージ専用eSIM」を全国のローソンで展開する予定だと明かした。
オンラインブランド「povo 2.0」は9月現在、基本料を0円にしつつ、トッピングで自由にデータ容量や、音声通話定額オプションを追加できる、オンライン専用の料金プランとなっている。
9月18日に三菱商事、KDDI、ローソンの3社は記者会見を共同開催し、「未来のコンビニ」に向けた取り組みを発表した。その取り組みの1つとして、KDDIの高橋氏は「コンビニでギガが回復する新体験」を打ち出した。
この体験を「povo Data Oasis」と銘打つ高橋氏は、利用シーンの一例に「他社回線をメインに利用する人が、povoをサブ回線として設定でき、速度制限の問題も解決できる」ことを挙げた。
さらに、「povoのeSIMを利用する人がローソンへ行くと、1回当たり100MB、月当たり10回1GBまでチャージされる」ことを明らかにした。利用者が本当に来店したかどうかは、スマートフォンの位置情報データをもとに判断するという。
高橋氏は「主回線でデータ容量の上限に達したときに、このサービスを使ってもらえる。ローソンへの来店機会を増やす」と意気込んだ。