最近、いわゆる「100円ショップ」でスマートフォンやPCを便利に使えるアクセサリー類がよく販売されている。その“実力”はいかほどのものか……?
今回は大創産業の「Standard Products」ブランドの店舗において550円で販売されている「Bluetoothスピーカー2 円筒型 SP」を試した。
●おことわり
本記事に掲載されている商品は、全ての店舗で販売されているとは限りません。また、全ての携帯電話/タブレット/PCでの動作を保証するものではありません。
●パッケージはシンプル 中身もシンプル 本体も一見するとシンプル
パッケージは、白一色に製品写真のみの簡単なものだ。大創産業のメインブランド「ダイソー」の製品とは、少し雰囲気が違う。
中には本体の他、充電用のUSB Micro-Bケーブルと説明書が入っている。とてもシンプルだ。本体は銀色で白のスピーカーカバーが装着されており、なんとなく高級感を感じる。
本体の底部にはUSB Standard-A端子とmicroSDメモリーカードの挿入口がある。ここにUSBメモリやmicroSDメモリーカードを差し込むと、音楽を鳴らせる(対応ファイル形式は説明書などに記載がある)。もちろん、名前の通りBluetoothでスマートフォンやPCと接続して利用可能だ。
●シンプルな見た目に反して鮮やかに光る本体
この製品は、電源を入れてすぐにLEDがゲーミングデバイス以上に鮮やかに光る。「電源が入っている」ということを確かめるには十分過ぎる明るさで、ちょっと明るすぎるのではないかとも思う。光量を設定する機能もない。
暗い場所で使うと、ちょっと目立ちすぎるかもしれない。
●音質はどう?
音質は、率直にいうと決していいとはいえない。特に高音を再生すると割れがちだ。
どんな曲を流してもピカピカとにぎやかに光るので、ノリノリのポップスナンバーを流してミラーボール代わりに踊りながら使ったところ、非常に楽しかった。真っ暗な寝室が一転クラブのホールに変わったようだった。
音質が控えめな点も、ホールで流れる大音量で割れ気味な音楽にノっているようで楽しい。意外なメリットのある、使い方次第で化ける製品だと感じた。