エミライは、10月31日にオープンイヤー型ワイヤレスイヤフォン「ARC 3 MAX」を発売した。同社オンラインストアの価格は5万5000円(税込み)。
本製品は同社のワイヤレスイヤフォンでは最上位モデルに位置付けられる。AIを活用したアクティブノイズキャンセリングや、健康づくりに役立つAIパーソナルトレーナーも搭載。高音質を実現したコーデック「aptX」「aptX Adaptive」やDolby Atmosに対応し、Qualcomm社のSnapdragon sound認証を取得している。耳の位置や形状を問わずフィットするようヒンジ部分を可動式とし、フック部分には医療用シリコン素材を採用した。
16.2mmドライバーを搭載し、オーディオ信号を即時に分析/調整する同社開発の特許技術「Cleer DBE(Dynamic Bass Enhancement)3.0」を採用。フェイスプレートのタッチ操作や、首を縦や横に動かせば曲送りなどの操作が可能になるインタラクティブコントロール機能も利用できる。
Bluetooth 5.4に対応し、複数機器を登録できるマルチペアリング機能や複数デバイスと同時接続できるマルチポイント接続も利用可能。イヤフォン本体で最大10時間、充電ケースで最大50時間再生が可能で、IPX7相当の防水性を備える。
専用アプリ「Cleer+」では好みのイコライザー設定、イヤフォン操作のカスタマイズの他、イヤフォン落下時にポップアップでアラート表示する、装着時の転倒を検知して自動で緊急連絡するといった機能も利用できる。遅延を29msに抑えられる専用ドングルが付属し、空間表現力を強化するゲーム専用サウンドエフェクトも利用可能だ。
また、同日から国内正規輸入品のARC 3全種を対象とし、部品(片耳、ケースなど)紛失時に新品製品と交換する紛失サポートを開始。利用にはユーザー登録が必要で、全紛失やドングルのみ紛失の場合はサポート対象外となる。