世間の関心事は何か? それがタイムリーに分かるSNSといえば、X(旧Twitter)が代表格だろうが、米MetaのThreads(スレッズ)でも話題のトピックを発見しやすくなるだろう。
Metaは10月28日(米国時間)にプラットフォーム上で話題になっているトピックを表示する「トレンドランキング」機能のテストを日本で開始すると発表した。
導入理由についてMetaは「いま話題になっているトピックをタイムリーに発見し、興味があるトピックに関する会話に参加したいというフィードバックが利用者から寄せられていた」と説明している。
新機能は機械学習AIシステムを利用し、関連する投稿がシェアされた件数や、それらの投稿に反応している利用者の数など、さまざまなシグナルをもとにThreads上で利用者がどんなことについて会話しているのかを判断。トピックはThreads上で話題になっている全ての投稿から選ばれる。
すると、その結果や関連投稿をコンテンツ専門家のチームが審査し、トピックや関連投稿がコミュニティガイドラインやおすすめに関するガイドラインに違反していないかどうかを確認する。合わせて、表示するトピックのうち重複しているものはないか、誤解を招く内容は含まれていないかなども確認する。
ユーザーは問題のあるトピックをMetaに報告することも可能だ。ランキングの中から該当するトピックをタップし、右上に表示される「・・・」を選んで「トピックを報告」をタップする。
7月6日から日本でも利用可能になったThreadsは、Instagramの基板を活用したテキストベースでやり取りができる新たなSNSだ。サービス開始から約7時間で1000万ユーザーに達した。2024年7月に1周年を迎え、月間アクティブアカウント数は1億7500万を超えた。