ソフトバンクは、11月20日からホームルーター「Airターミナル6」を発売する。
本製品は、国内の通信事業者(MNOに限る)として初をうたうWi-Fi 7に対応したホームルーター。5G通信で下り速度最大2.7Gbpsを実現する。下り最大2.7Gbpsの通信は、現時点では山形県酒田市広野字大日塚の限定エリアで提供しており、順次拡大する予定だ。
MediaTek製プロセッサを搭載し、Wi-Fi 7対応スマートフォンなどを利用すると複数の周波数帯の電波を同時に利用するマルチリンクオペレーション(MLO)が通信の安定性を向上。バンドステアリング機能で1つのSSIDを設定すると最適な周波数帯に自動接続し、別途申し込みが必要な「メッシュWi-Fi」の親機として利用することもできる。
サイズは約103(幅)×225(高さ)×103(奥行き)mm、重量は本体が約1090g、アダプターが約310g。
これに伴い、発売日から「Airターミナル6 デビュー割」を実施。新規で「SoftBank Air」へ申し込んだ場合に月額基本料金から48カ月間、418円を割り引く。各種割引を適用すると、月額の支払額は48カ月まで4950円(49カ月目以降は5368円)になる。
また、11月19日まで「Airターミナル6 機種変更サポート」を実施。SoftBank Airを新規申し込みまたは利用中のユーザーが指定期間中に「Airターミナル5」を購入し、権利行使期間中にAirターミナル6へ機種変更した場合にSoftBank Airの月額基本料金を割り引くことでAirターミナル5の残債が実質支払う必要がなくなるという。