楽天モバイルは東京メトロでさらにつながりやすくなる見込みだ。楽天グループの三木谷浩史会長(楽天グループ社長を兼務)が11月13日の決算会見で明らかにした。
「つながりやすさ」は楽天モバイルで注目される点の1つだ。三木谷氏は会見の中で、「東京メトロは全体の40%の路線が20MHzとなっているが、これを2026年3月までに100%にする計画がある」として、東京メトロでの事例を紹介した。
楽天モバイルは2024年11月現在、地下鉄のどの駅、駅間でつながるのか(通信サービスを利用できるのか)をWebサイトで公開している。利用者は地域、路線を選択して、通信可否を確認できる。
例えば、東京メトロ銀座線なら渋谷から浅草に至るまでの全駅、駅間で「データ高速無制限」となるそうだが、データ高速無制限エリアであっても、遮蔽物、使用製品などの利用環境の影響で電波が弱く、通信・通話が制限される所があるため、参考程度にとどめた方がいい。