オウガ・ジャパンは11月29日、スマートフォンのハイエンドモデル「OPPO Find X8」を発表した。同日13時30分から予約を受け付け、12月12日から順次販売する。KDDIがau +1 collectionで取り扱う他、MVNOではIIJmio、家電量販店ではヤマダ電機、ビックカメラ、ヨドバシカメラなど、ECサイトではAmazon、楽天市場などが取り扱う。OPPO公式オンラインショップでの価格は13万9800円(税込み)。
OPPO Find X8は、中国OPPOが11月21日(西インドネシア時間)に発表したハイエンドモデル。Findシリーズの新モデルは、2021年6月発売の「OPPO Find X3 Pro」以降、日本市場で出なかったが、7月20日のイベント「IIJmio meeting35」でオウガ・ジャパン プロダクト部の丹下氏が投入を予告していた。
大きな特徴は、カメラだ。スウェーデンのカメラメーカー「Hasselblad(ハッセルブラッド)」との協業によるカメラシステムを搭載する。アウトカメラはF1.8の広角レンズ、F2.0で画角が120度の超広角レンズ、F2.6で光学3倍ズーム対応の望遠レンズの3眼構成で、有効画素数はいずれも約5000万画素となっている。インカメラは約3200万画素でF2.4のみだ。
ディスプレイは約6.6型の有機ELを搭載。解像度はフルHD+(1256×2760ピクセル)で、リフレッシュレートは120Hz。最大輝度は1600ニトで、屋外でも明るく表示できる。4辺全てが約1.45mmの細いベゼルで、画面占有率は94.3%となっている。背面はマットな質感で、カラーはスターグレーとスペースブラックの2色から選べる。
プロセッサにMediaTek Dimensity 9400を採用。OSはAndroid 15ベースのColorOS 15をプリインストールする。16GBのメインメモリ、512GBのストレージを備える。microSDは搭載できない。SIMはnanoSIMとeSIMをサポートする。生体認証はディスプレイ指紋認証と顔認証をサポートする。おサイフケータイには対応しない。バッテリーの容量は5630mAhで、80W SUPERVOOCフラッシュチャージの使用により、約58分で充電できる。
耐久性能としては、日本初となるIP69等級の防塵(じん)・防水性能を持ち、真水への浸水や高圧洗浄の水圧、80度の熱湯噴射にも耐えられる、最高等級の防水性能となっている。水滴による画面の誤操作を軽減する、スプラッシュタッチ機能を搭載する。ディスプレイの保護ガラスには、Corning Gorilla Glass 7iを採用し、MIL-STD-810H規格に準拠している。スイスSGSによる耐衝撃試験もクリアし、スリムながら耐久性能も売りにしたモデルとなっている。
同社は、「OPPO Find X8専用のマグネット搭載スマホケース」「OPPO マグネット 式スマホリング(ミラーバージョンとディスクバージョン)」「OPPO マグネット式急速充電器」も本体と同時に発売する。
なお、OPPO Find X8は加入期間内における端末の破損、故障、全損、盗難の際、年に1度、最短翌日に交換端末を届ける、O Care 保証サービスの対象となる。OPPO Find X8で加入した場合の月額料金は980円となっている。同社は12月1日から、「3カ月無料 Winter キャンペーン」を開催する。OPPO製品を購入し、O Care 保証サービス月額プランに加入した人を対象に、3カ月間無償でサービスを提供する。
【訂正:11月29日18時46分】初出時、3カ月無料 Winter キャンペーンの開始日を12月12日としておりましたが、オウガ・ジャパンの報道関係者向け資料に誤りがありました。正しくは12月1日です