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5G契約者の方が「つながりやすい」と感じる割合が多い、中古スマホの利用者は3~6% オリコン調べ

ITmedia Mobile 2024年12月9日 17時50分

 oricon MEは、12月9日に「2024年 オリコン顧客満足度調査 携帯キャリア/キャリア格安ブランド」ランキングで集計した利用実態データを発表した。

 5G対応機種(5Gスマホ)の利用状況について聞いたところ、携帯キャリア利用者では83.7%、キャリア格安ブランド利用者では76.1%が「利用している」と回答した。

 携帯キャリアのサービス利用者8464人へ「契約中の料金プランはデータ使い放題(無制限)か」どうかを聞いたところ、「データ使い放題(無制限)ではない」が43.5%、「データ使い放題(無制限)だが毎月3GB以上20GB以下で利用している」が25.2%、「データ使い放題(無制限)で毎月20GB以上利用している」が23.9%で、データ使い放題(無制限)プラン利用者は計49.1%となった。

 また、携帯キャリアの5Gスマホの利用者7084人に「5G料金プラン契約状況と、5G利用状況」を聞いたところ「5G料金プランを契約しており、自動で5Gを利用している(5Gオートまたは5Gオン)」が72.6%、「わからない」が12.3%、「5G料金プランは契約していない」が9.6%、「5G料金プランを契約しており、手動で5Gに切り替えている(基本は4Gを利用している)」が5.5%だった。

 続いて「利用している回線のデータ通信のつながりやすさ」について聞いた回答を「5G料金プランの契約状況」別で集計した。つながりやすいと感じる割合は、「5G料金プランを契約しており、自動で5Gを利用している(5Gオートまたは5Gオン)」が計75.3%、「5G料金プランは契約していない」が計69.6%、「5G料金プランを契約しており、手動で5Gに切り替えている(基本は4Gを利用している)」が計66.2%だった。5G料金プラン契約者と非契約者の「つながりやすいと感じる」割合の差は5.7ポイントと小さい。

 携帯キャリア/キャリア格安ブランドの各利用者の、別の通信会社への乗り換えを検討している割合は、携帯キャリア利用者では計16.6%、キャリア格安ブランドでは計20.2%に。乗り換えを検討している理由は、携帯キャリア利用者は「毎月のデータ料金が高いから」が47.4%、キャリア格安ブランド利用者では、「通信(データ)品質が不安定だから」が27.3%で最も多い。

 「現在利用中のスマートフォン端末が新品か中古品か」について聞いたところ、中古品を利用しているのは携帯キャリアでは3.4%、キャリア格安ブランドでは6.4%。どのような中古端末か聞いたところ、携帯キャリア利用者では「通信各社の認定整備済製品」が21.1%、キャリア格安ブランド利用者では「中古品取扱専門店の中古リユース商品」が31.1%となった。中古品の購入意向は、携帯キャリア利用者は計10.8%、キャリア格安ブランド利用者は計17.5%が購入検討意向ありと回答した。

 「中古スマホを購入したい理由」は、携帯キャリアの76.7%、キャリア格安ブランドの82.0%が「価格が安いから」と回答。購入したくない理由は中身の劣化や損傷への懸念が上位となった。

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