NTTドコモは、1月9日に「Xperia 1 VI SO-51E」のOSアップデートを実施。Android 15に対応している。
盗難検出ロック機能ではAIを活用し、スマートフォンが盗難されたと感知した場合は自動的にデバイスをロック。窃盗犯によるパスワードの推測や機密情報へのアクセスを防ぐ追加の保護機能が導入され、eSIMの消去や「デバイスを探す」の無効化など窃盗犯が狙う設定に認証要件を追加し、アプリや設定の試行が複数回失敗するとデバイスをロックするようになった。
メインプロファイルとは別のプライベートスペースを作成でき、その中のアプリは他のユーザーから見えなくなる他アプリリスト、最近使用したアプリの表示、通知、設定からも非表示に。プライベートスペース自体を非表示にすることもできる。
アプリを切り替えず、かこって検索でSNSで再生中の曲や近くで流れている音楽の検索が可能。折りたたみ端末とタブレットでは、タスクバーを画面に固定したり固定解除したりできるようになった。さらにカメラ、メッセージ、パスワードで多くの改善も行われている。
また、Xperiaでは画面の色のコントラストを調整してコンテンツを見やすくできるよう改善。色のコントラストは3段階から選択でき、文字に黒または白の縁どりを付けられるため読みやすさが向上している。この他、アプリ単体の画面だけを録画できるようになりカメラアプリで高度な設定が行えるプロ動画モード(Xperia 1 VIのみ)も追加された。
あわせて、ドコモ絵文字がダークモードでも見やすいように色味改善を実施。設定メニューのセキュリティパッチレベルが2024年12月になる。端末本体(5G、Xi、Wi-Fi)での更新時間は約27分で、最新ビルド番号は「69.1.A.2.115 release-keys」。