コストパフォーマンスに優れたモデルを展開しているXiaomi「REDMI」シリーズの最上位モデルとして「REDMI K80 Pro」が中国で発売されました。プロセッサはSnapdragon 8 Eliteを搭載する高性能なモデルです。
ディスプレイは6.67型(3200×1440ピクセル)、カメラは5000万画素の広角、5000万画素の2.5倍望遠、3200万画素の超広角となかなかの構成です。価格はメモリ12GB+ストレージ256GBの組み合わせで3699元(約8万円)と、性能を考えるとさすがREDMIと思える安さです。
バッテリー容量は6000mAhで、120Wの急速充電にも対応します。加えて50Wのワイヤレス充電にも対応しました。本体内部には放熱板と、デュアルパイプによる3D冷却システムを内蔵しています。REDMI Kシリーズはゲーミングモデルでもあり、高度な処理による内部の発熱も速やかに放熱してくれます。
カメラはライカとのコラボはないものの、前モデル「K70 Pro」から性能を高めています。超広角から望遠まで高画質のため、どの画角でもきれいな写真や動画の撮影が可能です。
ところで、REDMIシリーズはこれまで「Redmi」という表記でした。このK80 Proと同時にリリースされた下位モデルの「K80」から変更となり、REDMIの文字は大文字でフォントも変わっています。さらに背面は同色のツートンカラー仕上げですが、これは明と暗、昼と夜を交互に表現するダイナミックかつエレガントな流線とのこと。
REDMIシリーズはXiaomi「Xiaomi」シリーズの下のモデルという位置付けですが、今回のロゴ変更とREDMI K80 Proのスペックの高さを見ると、同じメーカーの製品ながら別のラインとして、今後は独自性を持って製品展開を行っていくように感じられます。Xiaomiを選ぶかREDMIを選ぶか、これから魅力的な製品が増えていくことでしょう。