年明けから「Galaxy S25」シリーズが発表され、スマートフォン業界は慌ただしい。スマートフォンの価格も変動した。
この記事では、端末メーカー、NTTドコモ、au、UQ mobile、ソフトバンク、Y!mobile、楽天モバイル、MVNO（IIJmio、mineo）から発売されたスマートフォンの中から特にお得なモデルを選定して価格込みで紹介する。
MVNOでの端末価格は、短期間で終わる割引を避け、割引適用前か長期的な割引を適用した場合の価格を記載する。記事内の価格は全て税込み。
●MNO（大手キャリア）でお得なスマホは？
ドコモのXperia 5 IVが乗り換えでお得
ドコモのハイエンドモデルでは「Xperia 5 IV SO-54C」がお買い得だ。一括価格は通常11万5280円で、オンラインおトク割により5000円引きとなり、10万9780円となっている。1月16日以降は、MNP制度で乗り換えると2万1450円引き、機種変更／契約変更で5500円引きとなる。
Galaxy S25の256GBはソフトバンクで毎月3円 auでもお得に買える
発表されたばかりのGalaxy S25シリーズはソフトバンクが約10年ぶりに取り扱う。注目すべきは「Galaxy S25」を毎月3円で利用できることだ。Galaxy S25はドコモ、auも販売するが、ドコモ価格は未発表。発表済みのauとソフトバンクとではどちらが安いのだろうか。販路によってストレージの容量が異なるため、最低容量の256GBで比較する。
毎月の支払い額を抑えたいならソフトバンクで購入したい。新トクするサポート（プレミアム）を利用し48回払いで購入。それと同時に「あんしん保証パックネクスト」（1190円／月）に加入の上、13カ月目に本特典の利用（早トクオプション利用料2万2000円の支払いが必要）を申し込み、翌月末までにソフトバンクに返却すると、36回分の代金の支払いが不要となる。
毎月の支払い額はどうか。1～12カ月目は毎月3円で済む。約1年後の返却を想定しているなら毎月の負担額は3円。約1年後も利用し続けると、13～48カ月目は毎月3607円となる。ソフトバンクは約1年返却の場合、分割支払金の合計36円（3円×12回）と「早トクオプション」利用料の支払総額が2万2036円になる、と案内している。
一方、auの場合はどうか。一括価格はソフトバンクの12万9888円よりも高い13万5800円だ。ソフトバンクと全く同じ約1年返却プログラムはないが、それでもMNPか機種変更ならお得に買える。スマホトクするプログラムを利用して24回払いで購入し、25カ月目までにauに返却した場合、毎月の負担額は初回が毎月2498円、2～23回目が毎月2491円。約2年後の返却なら最終回分の5万6500円が不要になり実質5万7300円で利用できる。
iPhone 15は「毎月47円維持方法」消滅も、大幅値上げにはならず
総務省による電気通信事業法のガイドライン改正に伴う販売施策により、「Pixel 9」などAndroidを中心に一部機種の実質価格が大幅に値上がりする中、影響をほとんど受けていないのが「iPhone 15」の128GBだ。
ソフトバンクは一括価格を13万896円から11万3184円に値下げしたが、毎月の支払い額は1円ではなく、205円に値上がりした。48回払いでの購入や25カ月目での機種変更、特典の申し込み、端末の返却が必要になるが、ソフトバンクで約2年間使うと4920円で済む。
auでは一括価格が11万4200円から12万4800円に値上がり。スマホトクするプログラムで割引額が大きいのは乗り換えだ。他社かpovo2.0から移行して、スマホトクするプログラムを利用し、13～25カ月目（約1～2年後）に返却する場合、スマホMNPおトク割の4万4000円引きを適用でき、7900円（初回354円、2～22回は343円）となる。2024年12月までの「毎月47円維持方法」は消滅した。
Y!mobileのOPPO A3 5Gが一括1円
ミッドレンジモデルの注目は折りたたみスマートフォンの「nubia Flip 2」だ。一括価格は8万5680円だが、新規契約かMNPで契約して料金プラン「シンプル2 M／L 」に加入すると、2万1600円引きとなる。さらに、新トクするサポート（A）の利用により1～24回の支払い総額が1万9680円（820円×24回）になる。
nubiaブランドからはもう1つ、エントリーモデルの「nubia S 5G」が登場した。一括価格は2万1996円で、新規契約かMNPで契約してシンプル2 M／Lに加入した場合、一括1円で購入できる。
エントリーモデルでは「OPPO A3 5G」もお得に購入できる。他社から乗り換えて料金プラン「シンプル2 M／L」に加入すると、通常2万1996円のところ1円で購入できる。
●MVNOでお得なスマホは？
IIJmioでrazr 50 ultraは5万円引き 2月3日までなら「のりかえ価格」で入手できるスマホ多数
IIJmioでもお得なスマートフォンがある。折りたたみスマートフォンのハイエンドモデル「motorola razr 50 ultra」は通常17万8800円のところ5万円引きの12万8800円となる。
キャンペーン期間（2024年12月6日～2025年2月3日21時59分）にIIJmioモバイルサービス ギガプランの「音声SIM」か「音声eSIM」をMNP転入で申し込み、motorola razr 50 ultraを同時に購入する場合、1契約者（mioID）あたり1台までは本端末を「のりかえ価格」で入手できる。
他にも2月3日までのりかえ価格でお得に買えるモデルがある。
例えば、エントリーモデルでは「Redmi 12 5G」は通常3万1320円のところ1万2800円に、「OPPO A3 5G」は通常3万2800円のところ1万7800円となっている。
ミッドレンジモデルでは「Nothing Phone (2a)」が通常3万6800円のところ2万6800円に、「arrows We2 Plus M06（12GB／256GB）」が通常4万7800円のところ2万4800円、「Redmi Note 13 Pro+ 5G」が通常4万9800円のところ2万7800円、「らくらくスマートフォン Lite MR01」が通常4万9800円のところ2万4800円となっている。