オプテージが2月3日、MVNOサービス「mineo」の料金プラン「マイピタ」にて、月額2948円(税込み、以下同)の50GBコースを発表。3月13日から提供する。
マイピタでは、月額1298円で1GB、月額1518円で5GB、月額1958円で10GB、月額2178円で20GBのコースを用意しているが、これに50GBのコースが加わる。オプテージによると、20代の約3人に1人が毎月31GB以上のデータ容量を利用しており、今後さらにデータ容量が増加することを見越して、50GBコースを新設したという。
50GBコースでは、最大1.5Mbpsの通信速度でデータ通信が使い放題になる「パケット放題 Plus」、無期限で余ったデータ容量をためられる「パスケット」、毎日22時30分から7時30分まで高速データ通信が使い放題になる「夜間フリー」のオプションサービスが無料になる。50GBを使い切っても1.5Mbpsで使い放題、夜間は高速使い放題なので、“ほぼデータ使い放題”のプランともいえる。なお、これら3つのオプションサービスは別途申し込む必要がある。
パケット放題 Plusの1.5Mbpsの通信は、mineoアプリかマイページからmineoスイッチを「節約ON」に切り替えることで、利用可能になる。なお、トラフィックの混雑を回避するため、3日間で10GB以上を利用すると、通信速度を制限する。
50GBコースの提供に合わせ、マイピタ 50GBコースの月額料金を最大6カ月間、1188円割り引いて1760円とするキャンペーンを実施する。対象は、デュアルタイプ(音声)のマイピタ 50GBコースに新たに申し込んだ人と、シングルタイプ(データ)からデュアルタイプのマイピタ 50GBコースに変更した人。期間は2025年3月13日から6月3日まで。
大手キャリアでは、サブブランドやオンラインブランドを中心に、月額3000円前後で30GB程度のプランを提供しているが、mineoは同じ価格帯で、30GBから20GB程度上回るデータ容量を追加。大手キャリアの一部プランが付帯する5分/10分かけ放題は付かないが、より大容量のデータ容量で差別化をする構えだ。