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Apple、「Powerbeats Pro 2」を3万9800円で発売 心拍数モニタリングにノイキャン機能も

ITmedia Mobile 2025年2月12日 8時25分

 Appleは2月13日にBeatsの新型ワイヤレスイヤフォン「Powerbeats Pro 2」を発売する。心拍数のモニタリングやアクティブノイズキャンセリング(ANC)の機能を備える。価格は3万9800円(税込み)。カラーはジェットブラック、クイックサンド、ハイパーパープル、エレクトリックオレンジの4色展開となっている。

 Powerbeats Pro 2は、IPX4等級の防滴性能を持ち、アスリートのパフォーマンスを最大限に引き出すために設計された完全ワイヤレスイヤフォン。LED光学センサーを搭載し、毎秒100回以上のパルスを発して血流を測定する心拍数モニタリング機能を備える。日本国内では、「Nike Run Club」「Slopes」「YaoYao ジャンプロープ」が販売時点で心拍数モニタリングに対応する。

 イヤフォンでは、ANC、外音取り込みの切り替えを行える。Apple製品との互換性を持ち、iPhoneなどと簡単にペアリングが完了し、オーディオ共有やSiriによるハンズフリーコントロール、「探す」機能などの機能を利用できる。Beatsアプリを利用すればAndroid端末からワークアウト向けの心拍数モニタリングやBeatsを探す機能を利用できる。

 空間オーディオ、ダイナミックヘッドトラッキングの機能にも対応する。Apple Vision Proとのペアリング時には、Beats史上初となる超低レイテンシのロスレスオーディオに対応し、映画視聴やゲームプレイ時に没入感のあるサウンド体験が可能となる。

 装着時の快適性などを重視すべく、開発者は約1000人のアスリートを対象に試験した。素材にはニッケルチタン合金を採用したことで、先代「Powerbeats Pro」から20%軽量化を果たしたとしている。

 イヤフォンのバッテリーは専用のケースで充電できる。Apple製のH2チップにより、電力効率が大幅に向上したことで、より長時間駆動するとしている。充電ケースの使用で最大45時間、イヤーバッドは最大10時間の再生が可能。5分の充電で最大1.5時間再生できる急速充電にも対応している。

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