マネーフォワードと三井住友カードは7月17日、個人向け事業で提携することに合意したと発表した。共同出資の新会社の設立を12月に予定している他、個人事業主や法人向けの事業での協業も検討する。
個人向けの資産・口座管理サービス「マネーフォワード ME」と、SMBCグループの個人向け金融サービス「Olive」を融合し、「お客様起点のオープンなお金のプラットフォーム」を目指すという。
マネフォ MEとOliveを掛け合わせ、ドラッグ&ドロップなどの直感的な操作で、金融機関をまたいで資金移動できる機能や、三井住友カードの利用情報をマネフォの家計簿に反映できる機能を検討。
クレカやOliveの利用状況と家計管理データを分析し、ユーザーの借入れ可能額を事前にサジェストする機能、マネーフォワード MEの利用状況に応じて、「Vポイント」がたまる機能なども検討している。
マネフォ MEは、ユーザー1610万人、口座連携金融資産額は25兆円を突破し、家計簿・資産管理アプリとしての利用率も日本一、Oliveはサービス開始から1年あまりで230万ユーザーを突破したという。