AWSジャパンは7月22日、生成AIの開発事業者と利用者の双方を支援するプログラム「生成AI 実用化推進プログラム」を開始した。いずれも国内に拠点を持つ法人を対象に実施。プログラム全体で、約1000万ドル(約15億7500万円)規模のクレジットを提供するという。
プログラムでは、AIモデルの開発に取り組む事業者と利用に取り組む事業者を別々に募り、それぞれに支援を提供する。開発事業者向けには、コンピューティングリソースの確保や学習用データの調達・構造化、完成したAIモデルのマーケティング支援を行う。
利用者向けには、生成AI活用の検討や利用するAIモデルの選択を支援する他、システム開発やコンサルティングを手掛けるパートナーとの引き合わせを行うという。パートナー企業として参加するのはNTTデータやシステムインテグレーターのクラスメソッド、AIスタートアップのストックマークなど約30社。
支援のスケジュールは、申し込んだ企業が進めるプロジェクトに沿って策定する。クレジットは、取り組みに掛かる想定コストの半額を上限に提供するという。参加申し込みは特設ページで、22日から10月31日まで受け付ける。