米Appleは7月29日(現地時間)、開発者向けの一連のOSをアップデートした。同日リリースのiOS 18.1、iPadOS 18.1、macOS Sequoia 15.1の開発者向けβ版では、「Apple Intelligence」の初期版が追加されている。Apple Intelligenceは、iOS版の場合は「iPhone 15 Pro」と「iPhone 15 Pro Max」でのみ利用可能だ。
開発者は、Apple Intelligenceのβ版を使えるこれらのバージョンではなく、同日更新のiOS 18、iPadOS 18、macOS Sequoia 15のβ版を選択することもできる。
これは、10月リリース見込みのiOS 18にはApple Intelligenceが含まれないことを意味するようだ。
このβ版には、Siriの新機能(言語設定を英語にしておく必要がある)やメールやメッセージの要約機能、「Writing Tools」などが含まれるが、画像や絵文字の生成、写真の修正、OpenAIのChatGPTとの連携などの機能はまだ含まれていない。
iOS 18.1βでApple Intelligenceを有効にするには、[設定]に追加される[Apple Intelligence]で「Join the waitlist」をタップする必要があるが、数時間でアクセスできるようになる。
本稿執筆現在、各OSのパブリックβ版にはApple Intelligence追加のアップデートはない。