ライドシェア事業を手掛けるスタートアップ・newmo（東京都港区）は8月8日、カーリース事業を手掛ける子会社「ライドシェアリース」を設立したと発表した。newmoがライドシェアのドライバーを募集したところ、応募者の約3割が車両の貸与を希望したことから設立に至ったという。
サービスは秋をめどに開始。ライドシェアに参加するドライバーに対し車を貸し出す。車はプライベートでの利用も認め、車検・保険・税金・整備費用など込みの月額制で貸し出すプランも用意するという。将来はライドシェアとフィンテックを掛け合わせたサービス展開も目指す。
newmoは、グリー元CFOでメルカリの日本事業を統括していた青柳直樹氏を代表として1月に設立。7月には120億円超の資金調達も発表している。タクシー運転手不足が見込まれる2025年大阪・関西万博に向け、大阪府のタクシー会社への出資や車両の確保を進めており、3月には堺市のタクシー会社・岸交に出資。7月4日には守口市のタクシー会社・未来都の経営権を取得している。