ナビタイムジャパンは8月7日、カーナビアプリ「カーナビタイム」に新機能「オフピーク検索グラフ」を追加したと発表した。いつ出発すれば所要時間が短くなるかや、料金が安くなるかなどをグラフで確認できる機能。ひと目で空いている時間が分かり、渋滞回避に役立つという。
「オフピーク検索グラフ」では、検索時に設定した出発時間の前後6時間の所要時間グラフを表示し、出発時刻の変更を提案する。「推奨ルート」「一般道優先ルート」「高速道路優先ルート」「超渋滞回避ルート」のそれぞれで、出発時刻を30分ずつずらした場合の所要時間を予測する。
所要時間のうち、渋滞箇所を走行する時間は赤色で表示。渋滞箇所を走行する時間が少ない出発時刻も分かる。また深夜割引などを含めた高速料金のグラフも重ねて表示するため、料金も考慮しながら出発時刻を検討できる。
ナビタイムジャパンの調査によると、お盆期間中の渋滞の90％は7時台～19時台に発生しているという。同社は「オフピーク走行で渋滞を回避し、道路全体の渋滞緩和にもつながればと思う」と機能開発の経緯を説明している。