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Google、「Gemini」の画像生成機能を「Imagen 3」に 人物描画も“間もなく”

ITmedia NEWS 2024年8月29日 9時15分

 米Googleは8月28日(現地時間)、「Gemini」の画像生成機能に最新の画像生成モデル「Imagen 3」を導入すると発表した。無料版を含むすべてのGeminiで、日本語を含むすべての言語のユーザーが利用できるようになるとしている。モバイルアプリでも利用可能だが、本稿筆者の環境ではプロンプトは英語で入力する必要がある。

 Imagen 3は、今年のGoogle I/Oで発表された画像生成モデル。米国では「Pixel 9」シリーズの新アプリ「Pixel Studio」で利用可能になっている。

 Googleは2月、人物描画での批判を受けて人物画像生成機能を停止した。向こう数日中に、有料版Gemini(Gemini Advanced、Business、Enterprise)で人物画像の生成も再開するとしている。まずは英語でのプロンプトで利用可能になる見込みだ。

 同社は、「人物画像を生成する際のユーザー体験を大幅に向上させた。写実的で識別可能な人物、未成年者の描写、または過度に残酷で暴力的または性的なシーンの生成はサポートしない」というが、「他の生成AIツールと同様に、Geminiが生成するすべての画像が完璧になるわけではない」としている。

 Googleは同日、有料版Geminiで使えるオリジナルチャットbot生成機能「Gem」も発表した。

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