JR東日本は9月10日、東京駅構内などに設置している多機能ロッカー「マルチエキューブ」に預けた手荷物を、宿泊先のホテルや自宅など指定の場所に配送するサービスを、9月19日に始めると発表した。
「ホテル即配サービス」は、事前に専用サイトで予約し、対象のロッカーに荷物を預け入れると、当日に指定のホテルに配送。荷物を持たずに観光などを楽しめる。
発送場所は、東京駅・上野駅・品川駅、池袋駅で、順次拡大する。受け取りホテルは当初、東京23区内・千葉県浦安市内計500カ所に対応。料金はサイズによって異なり、3100～3500円。
「ロッカーどこでも配送サービス」は、予約したロッカーに荷物を入れると、自宅など指定の場所に届ける。発送場所は東京駅、新宿駅で、順次拡大する。配送先は国内の指定場所。関東に配送する場合の料金は2500～4200円（サイズによって異なる）
マルチエキューブは、東京駅や新宿駅など116駅に計262台を展開中。予約や預け入れ、宅配便の受け取りサービスなどを展開してきた。
2026年度内に首都圏駅構内を中心に、約1000台・3万口を展開する計画だ。