任天堂は10月28日、スマートフォンゲーム「どうぶつの森 ポケットキャンプ コンプリート」(iOS、Android)を12月3日に発売すると明らかにした。価格は2000円だが、2025年1月31日午後3時まで早期特別価格として980円で提供する。
11月下旬にサービスを終了するソーシャルゲーム「どうぶつの森 ポケットキャンプ」の買い切り版。プレイヤーは、これまでのセーブデータを引き継ぎ、アイテムやどうぶつ達との“なかよし度”などもそのままでプレイを続けられる。シーズンごとのイベントも従来と同じペースで行われる他、25年9月までは新アイテムも追加される。
セーブデータの引き継ぎはニンテンドーアカウントを使って行う。データ引き継ぎサービスの提供は25年6月2日まで。
ただし基本オフラインプレイとなるため、フレンドとのリアルタイムの交流はなくなる。「リーフチケット」や有料サービス「ポケ森 友の会」もなくなる。
一方、代わりになる新要素も用意した。ゲーム内で作れる「マイキャンパーカード」は、フレンド機能を継承するもの。プレイヤー自身を紹介するカードを作り、QRコードを相手のスマホカメラで読み込むとフレンド登録される。
そして新マップの「くちぶえ峠」は、マイキャンパーカードに登録されたフレンドたちが訪れる場所。フレンドの顔を見て、おみやげを受け取れる。毎晩7時になると、とたけけのライブも行われる。
買い切り版にフレンドを引き継ぐためには、互いのプレイヤーがサービス終了までの間にポケ森の最新バージョン(V6.0)をプレイする必要がある。なお最新ログインが1カ月以上前のフレンドは引き継げない。
他にもリーフチケットの代わりに家具購入やクラフト時間の短縮に使える「リーフストーン」、イベントを頑張ると手に入る「コンプリートチケット」なども追加。ポケ森友の会の一部サービスを追加コストなしで利用できる(どうぶつの連れ歩き、レイアウト保存、ダイアリーのデコレーション)。
どうぶつの森 ポケットキャンプは、人気ゲームシリーズのスマホ版として、2017年の11月に配信を始めた。7年にわたりサービスを提供してきたが、11月29日の午前0時にサービスを終了する予定になっている。