任天堂は10月29日、実在する同社のメールアドレスを装い、無関係の企業やサービスについて案内する不審なメールが確認されたとして注意喚起した。9月末に任天堂サポートの公式Xアカウントも同様の告知をしていた。
確認されたのは「ニンテンドーアカウント」に関する連絡に使用している「no-reply@accounts.nintendo.com」などを装ったメール。不審なメールからリンクされているURLは詐欺サイトの可能性があり、任天堂は開かずにメールを削除することを求めている。誤ってリンクを開いてしまった場合はWebブラウザ自体を閉じる。
万が一、リンク先のWebサイトを開き、ニンテンドーアカウントのメールアドレスやパスワードを入力してしまった場合は、ニンテンドーアカウントに不正ログインされるおそれもある。速やかにニンテンドーアカウントのWebサイトでパスワードを変更しなければならない。
なお、当該メールアドレスを受信拒否した場合、任天堂が送信した正規のメールまで届かなくなる可能性がある。任天堂は、何度も不審なメールが届く場合はメールサービスを提供している事業者に相談することを勧めている。