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OpenAIの検索機能「SearchGPT」、有料版で提供開始(日本でも)

ITmedia NEWS 2024年11月1日 6時32分

 米OpenAIは10月31日(現地時間)、7月に発表した、ネット上の情報にリアルタイムでアクセスするAI搭載検索エンジン「SearchGPT」の提供を開始した。まずは有料プランのユーザーと、ウェイティングリスト登録者が利用可能になった。日本語でも利用できる。

 SearchGPTは単体製品ではなく、ChatGPT(Web版とモバイル版)に統合されている。プロンプト入力枠に追加された地球儀のアイコンをクリックしてから質問を入力すると、「Webを検索しています」と表示されてから回答が表示され、回答の下には「情報源」が表示される。

 「情報源」をクリックすると、画面右に各情報源のリンクと概要が表示され、これをクリックするとリンク先に飛ぶ。

 ニュース関連の「情報源」としては、New York PostやWall Street Journalなどが表示された。いずれもOpenAIとライセンス契約を結んだNews Corp傘下だ。

 「今日下北沢で上演中の演劇はなんですか?」という質問を、SearchGPTと米Googleの「Gemini Advanced」に投げたところ、前者は5本の演劇(いずれも実際に上演中のもの)を、後者は2本の演劇(こちらも上演中のもの)を提示した。情報源が異なるためか、重なる演目はなかった。

 公式ブログによると、ベースになる検索モデルはGPT-4oの微調整版という。

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