米Appleは、iOS/iPadOS/macOS/visionOS向け画像編集アプリを手掛けるリトアニアのPixelmatorを買収する。Pixelmatorが11月1日(現地時間)、公式ブログで発表した。「規制当局の承認を条件に」契約を結んだとしており、買収総額などの詳細は公表されていない。
Pixelmatorは買い切りまたはサブスクリプションで提供している画像編集アプリ。背景除去ツールなどのAI機能も搭載する。
「現時点では、Pixelmator Pro、Pixelmator for iOS、Photomatorアプリに重大な変更はありません」としている。
Appleは2020年、人気の天気情報アプリ「Dark Sky Weather」を買収し、2022年末に提供を終了した。このアプリの機能は、Apple独自の天気情報アプリ「天気」に移植された。
Appleは「iOS 18.1」の「Apple Intelligence」機能の1つとして、米Googleの「消しゴムマジック」のような画像編集機能「クリーンアップ」を追加した。