ITmedia NEWS Weekly AccessTop10(10月26日~11月1日)
1 ロシアの裁判所、Googleに対し20000000000000000000000000000000000ドルを賠償請求か
2 今年のハロウィンGoogle Doodleは黒猫モモ大活躍の幽霊退治ゲーム
3 若い頃のいじめ被害→長年にわたって脳構造が変化 2000人以上を調査 男女で異なる変化も
4 「便器のふたを閉めて流してください」でどのくらい衛生的になる? 産総研と金沢大学が実験
5 「コンコード」開発スタジオは閉鎖 SIEが発表 開発に8年かけるも2週間でサービス停止
6 新型「iMac」突如発表 M4チップに刷新 価格据え置きでメモリは16GBスタートに
7 新型「Mac mini」登場 M4・M4 Proチップ搭載ながら、“ギュッ”と小型化 9万4800円から
8 iPhoneに“消しゴムマジック”っぽい機能「クリーンアップ」登場 使い方は
9 小さくて廉価で動画もしっかり 富士フイルム「X-M5」は3つの顔を持つカメラだった
10 iPhoneで通話の録音が可能に 使い方は
ITmedia NEWSにおける1週間の記事アクセス数を集計し、上位10記事を紹介する「ITmedia NEWS Weekly Top10」。今回は10月26日から11月1日までの7日間について集計し、まとめた。
●5000兆円より大きい数字を現実で見た
先週のアクセス1位は、ロシアの裁判所がGoogleに対して、「20000000000000000000000000000000000」(200溝)ドルの賠償を求めた、という記事だった。
日本円に換算すると「約3澗(かん)円」で、3兆円に10を24回掛けた値(=3×10^36円)らしい。筆者がこれまで目した最も大きな金額は、ネットミームの「5000兆円」で、それは「想像を超える大きな金額」だったが、それをはるかに超える額が現実で請求されているというニュースに「事実は小説より奇なり」の印象を新たにした。
●カメラコントロールボタンが便利 ただケースが……
iOSの新機能に関する記事も注目を浴びた。8位と10位は、iOS最新版「18.1」の新機能「クリーンアップ」「通話録音」に関する記事だった。
筆者は最近、iPhone 13 Proから16 Proに買い換えた。13 Proで十分だと思っていたのだが、16シリーズに実装された「カメラコントロール」ボタンが気に入ったためだ。
カメラコントロールボタンは、カメラの起動や操作に特化した専用のボタンだ。iPhoneがスリープモード中もクリックするだけでカメラアプリが開き、もう一度クリックすると撮影できる。
筆者は子どもの写真や動画をたくさん撮影するのだが「今すぐ撮りたい」というタイミングにカメラの起動が遅れて撮れないことがあった。カメラコントロールのある16 Proにしてからは、シャッターチャンスを逃すことが減った。
……のだが、このボタンが微妙に押しにくい。他のボタンが出っ張っているのに対して、カメラコントロールだけ沈み込んでいるからだ。特に、スマホケースに入れていると、しんどい。
Apple純正のケースなら、ケースの上からボタンが押せる仕様なのだが、記者が使っているサードパーティーのケースでは、カメラコントロール部分に小さな穴が空いている。指の幅はその穴よりも太いので、どうしてもケースが指に引っ掛かってしまう。
ケースに干渉されずに快適にボタンを押したい! 筆者は考えた。そして、ケースを切った。最初はナイフと彫刻刀を使って穴を広げたが、それでも指に違和感があったので、ハサミでざっくりと、表面まで切り開いた。
結果、とても快適にカメラコントロールが使えている……のだが、カメラコントロールボタン周辺がカバーに守られない不安は残る。その不安を「機能が快適に使えるんだから」という強い気持ちで打ち消している。
本当は、カメラコントロールボタンも保護しつつ、カバーの上からでも快適にボタンが押せるケースがほしい。ただ、筆者はiPhoneを肩掛けストラップで使いたいので、頑丈なストラップホールが2つ付いているカバーがいい。となると、純正にもサードパーティーにも、今のところなさそうなのだ。
当面は「ハサミでぶった切ったカバー」をつけたままiPhone 16 Proを使い続けることになりそうです。