「次はe-Taxを自動入力にして、年末調整をやめよう」と、河野太郎衆院議員(前デジタル大臣)がXで発言し、会社員のフォロワーから歓迎されている。
年末調整とは、会社員が年末に、源泉徴収された所得税の過不足を精算する手続き。保険料控除証明書などを会社に提出し、会社が税金の計算・調整を行うが、面倒な手続きだ。
河野氏は岸田内閣のデジタル大臣として、マイナンバーやe-Tax、脱はんこなどの政策を進めてきた。今後、給与や各種控除に関するデータをe-Taxに自動入力することで、年末調整の書類の提出などを不要にしたい考えのようだ。
河野氏はこのポストを、「年末調整捺印不要にしてくれてありがとう~!」という一般ユーザーからの呼び掛けに応える形で投稿した。
同氏はデジタル大臣を務めた後、2024年の自民党総裁選に出馬して落選。24年11月現在のデジタル大臣は平将明衆院議員。