フリーBGMの利用促進を目指すフリーBGM協会は11月26日、約1万9000楽曲を集約した配布サイト「フリーBGMデータベース」の一般提供を開始した。同協会は6月にサービス開始を発表して以降、教育機関や業務用向けに同データベースを先行提供してきたが、今後は一般のクリエイター向けにも開放する。
フリーBGMデータベースは、フリーBGM協会の活動趣旨に賛同した作曲家による1万9831曲の楽曲を、曲調や使用楽器、商用利用の可否、クレジット表記の要否などの条件に応じて検索できるサービス。試聴機能や、お気に入り楽曲のリスト化機能、履歴機能も搭載する。無料で提供するが、利用に当たってはメールアドレスなどの登録が必要。
フリーBGM協会はデータベースの提供により、選曲に当たっての権利関係の確認を簡便化し、トラブルの抑止を目指すという。