バンダイナムコグループの「ガンダムプロジェクト」は12月4日、大阪・関西万博で公開する「GUNDAM NEXT FUTURE PAVILION(ガンダムネクストフューチャーパビリオン)」について、内部イメージやスタッフの衣装デザインなど新情報を公開した。観覧にはチケット予約とは別にパビリオン予約が必要になるようだ。
バビリオンのコンセプトは「ガンダムがすぐそこにある世界を表現する」こと。来場者は夢洲から軌道エレベーターに乗って移動し、宇宙で暮らすことが当たり前になった世界へ。窓の外は宇宙で、羽根のような「グラスフェザー」を装備した「RX-78F00/E ガンダム」が飛来するといった体験ができるようだ。新デザインのハロ「イークス」と「ポー」も登場する。
またBANDAI SPIRITSの榊原博社長によると「GOIのプロジェクトもパビリオンの世界観に盛り込んだ」という。GOIは「ガンダムオープンイノベーション」の略で、2021年に立ち上げた共創プロジェクト。モビルスーツの試作機開発や宇宙で人類が暮らすための技術の検討といったプロジェクトを企業や大学と進めている。
この他、万博に合わせて用意している各種グッズも公開した。万博会場以外での販売も検討中だ。
●パビリオン予約が必要
パビリオンを観覧するには、万博会場に入場するチケットとは別に「パビリオン予約」が必要になる。予約受付は25年1月13日からで、抽選になる見込み。抽選方法などの詳細は万博の公式サイトで後日公開するとしている。
BANDAI SPIRITSは「ガンダムは今年で45周年。来年の万博出展によって改めてガンダムが皆さまと宇宙や未来をつなぐ架け橋になればいいと思う」としている。