2025年日本国際博覧会協会は12月24日、大阪・関西万博において、会場内への大型荷物の持ち込みを禁止すると発表した。「会期中の公共交通機関の混雑緩和と来場者の安全で円滑な移動の確保のため」と説明している。
会場へ持込める荷物のサイズは、60(横)×90(縦)×40(高さ)cmまで。これはX線検査装置で検査できるサイズという。
また、大きさに関わらず、キャスター付きの荷物は持ち込み禁止。大型の荷物は、事前に宿泊したホテルや駅や空港のロッカーなどに預けることを推奨している。
やむなく会場まで大きな荷物を持ってきてしまった場合には、東西のゲートで各100個まで限定で預かる。料金は1個につき1万円。
博覧会協会は「会場まで大型荷物を持参してしまうと、弁天町駅や桜島駅に設ける『大型荷物等一時預かり所』まで移動し、大型荷物を預けてから再来場となるケースもある」としている。
なお、会場内では小さなコインロッカーを東西ゲート付近に各300個程度設置する。コインロッカーに入る荷物の大きさは33(横)×50(縦)×24(高さ)cmまで。