スクウェア・エニックスは1月10日、「カスタマーハラスメントに対する対応方針」を公開した。悪質な行為には法的措置や刑事手続を含む対処を行うとしている。
同社の役職員に対し、社会通念上のカスタマーハラスメント行為があったと判断した場合、カスタマーサービスや商品、サービスの提供を中止する場合があるという。さらに行為が悪質だった場合には、警察や弁護士に相談のうえで法的措置や刑事手続を含む対処も行うとしている。
同社はハラスメント行為の具体例として、暴力的な振る舞いや過度な追及/叱責、来店の繰り返し、無断での撮影や録画など肖像権・プライバシー侵害、ネット上のコメントや投稿を含む個人攻撃といった具体例を挙げる。また合理性のない商品交換や金銭補償の要求なども不当要求として同様の対応をとる考えだ。
スクウェア・エニックスは、グループ役員や関係者に対する直接的、間接的なカスタマーハラスメントに該当する行為が発生しているとして対応方針を示した。これにはサポートセンターやSNS、掲示板、動画配信サイトなどを通じての人格否定、誹謗中傷、脅迫、加害予告、業務妨害予告などが含まれるという。