アドビは1月15日、画像編集ソフト「Adobe Photoshop」に複数のクリエイターが同時に編集できる「ライブ共同編集」機能を追加し、デスクトップ版/web版向けプライベートβへの参加受付を開始したと発表した。この機能により、異なるPCやデバイスから同一ファイルへの同時編集が可能になる。
新機能は、デザイナーチームでの作業分担や、企業のクリエイティブチームでのプロジェクト進行、クライアントからのフィードバック、教育現場での実習など、幅広い用途での活用を想定している。
また、同社は2024年に追加された主要機能も紹介。背景から電線や人物を自動検知して削除する「不要な要素の削除」機能や、3万以上のフォントをライブプレビューできる強化された「フォントブラウザ」、より直感的な選択が可能な「選択ブラシツール」などを実装している。
その他、「Adobe Firefly」画像モデルを活用した生成AI機能の強化や、画像の特定部分を調整できる「調整ブラシツール」、30種類以上のカスタム調整プリセット、OpenColorIOのサポートと32ビットHDRワークフローへの対応なども追加。新たにベトナム語とインドネシア語のUI対応なども行っている。