企業が発信しているとマイナスなイメージをもつコンテンツは、「新入社員が踊っているTikTok」や「ダンスやふざけた動画」など――マイナビが1月20日に発表した、2026年卒業予定の全国の大学生・大学院生を対象に行った調査で、こんな意見があった。
社員によるダンス動画などは「入社後にやらされるのかな」という不安を呼び起こしたり、企業のブランドイメージを損ねる可能性もあるようだ。親しみやすい雰囲気を演出するためにダンス動画をSNS投稿する企業も多いが、活用には注意が必要そうだ。
2024年12月に行った、大学3年生・大学院1年生の就活準備実態調査(n=1131)の中で、企業が発信しているとマイナスなイメージをもつコンテンツを自由回答で聞いたところ、359件の回答があった。
冒頭に紹介した2つの他、「癖の強い朝礼」「本業からかけ離れすぎている企画、趣旨からはずれ、炎上可能性のある企画」「いいところばかり伝え、デメリットを伝えない」などの意見があがった。
逆に、企業に発信してほしいコンテンツ(n=359)は、「1日のスケジュールや社員の雰囲気」「福利厚生についての詳しい説明」「リアルな職場事情」などだった。