VTuberプロジェクト「ぶいすぽっ！」を運営するバーチャルエンターテイメントは1月28日、所属タレントの性的イラストを販売していた人物を特定したと発表した。特定した人物とは、和解金2000万円の支払いなどを求める示談が成立。該当イラストの全削除や販売中止、今後タレントに関わる性的イラストの作成・販売をしないなどの確約も得たという。
和解金2000万円については、確約を得た内容を順守し、かつ和解金の一部の250万円の支払いが遅滞なく完了すれば、残りの支払義務は免除するという。
バーチャルエンターテイメントでは、ぶいすぽっ！所属タレントの性的描写や性を想起させるようなイラストの作成・掲載・販売は禁止している。今回発表した案件以外にも、複数の類似案件でも本人特定を完了しており、損害賠償請求を実施中。誹謗（ひぼう）中傷行為にも、投稿者やサイト運営者、プロバイダー、プラットフォーマーなどに対する複数の裁判や交渉を進行中としている。