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会場で見つけたプロダクト彩る美少女キャラたち 「COMPUTEX TAIPEI 2024」二次元フォトレポート

ITmedia PC USER 2024年6月5日 12時6分

 最近の中華系メーカーのPC周辺機器やガジェットをチェックしていると、パッケージやキービジュアルに美少女キャラクターがデカデカと描かれている商品をよく見かけるようになった。PC関連の見本市「COMPUTEX TAIPEI 2024」(6月4~7日、台湾・台北市)でも、会場を歩いているとそうした商品をよく見かけた。

 本記事では、あまり細かな製品ジャンルの分類は気にせず、キャラクターが目立っていたブースを紹介しよう。

●全面的に美少女キャラを打ち出した「VALKYRIE」

 PCパーツ、PC周辺機器などを手掛けるVALKYRIEのブースでは、キャラクターを全面にアピールする製品展示を行っていた。

 特にキーボードに関しては、モデルごとにイメージキャラが設定されており、パッケージから本体のカラーに至るまで、徹底的にデザインされている。公式サイトをのぞいてみると、マンガやノベルまで用意されている力の入れようだ。

 ヘッドフォンやPCパーツにもキャラクターが描かれたモデルが用意されていた。

 ブースにいた担当者によれば、アジア地域でこうしたキャラクターデザインはとても好評だという。こうして見ると、単に自社のキャラクターグッズとして作ったように見えるが、COMPUTEXはトレードショーだ。こうした高品質なキャラクターグッズを作れる技術力をアピールするのが狙いだろう。……いや、本当に好きでやっているのかも。

●ホロライブにペルソナ──著名IPとのコラボ実績が多数「HYTE」

 日本でもPCケースなどでなじみのある米HYTEのブースでは、IPとのコラボビジネスで成功している1社と言えそうだ。会場にはペルソナ3やホロライブ所属VTuberの森カリオペ、ワトソン・アメリアといった、他企業とのコラボレーションPCケースが実績として展示されていた。

 今回の新製品としては、スマートフォンゲーム「崩壊:スターレイル」とコラボしたPCケースを公開していた。縦長の14.5型(688×2560ピクセル)ディスプレイを搭載できるPCケース「Y70」をベースに、キャラクター「シルバーウルフ」をテーマにしている。

●まだあったんだ、“おっぱいマウスパッド”「Excebest」

 カスタムのマウスパッドや布製品、包装材などを手掛ける台湾Excebest(台中市)のブースには、プリンティングのカスタム例として、さまざまなマウスパッドが展示されていた。

 もちろんキャラクターが描かれたデザインや、もはや珍しくもなくなった通称“おっぱいマウスパッド”のサンプルも。あくまで人間工学に基づいたマウスパッドだからね。

 同社の公式サイトを翻訳しつつのぞいてみると、すごく“toB”でまじめなサイトにもかかわらず、急に「3D乳房マウスパッド」が出てくる違和感。いまだ根強い需要はあるそうだ。手首に優しいもんね。

●ライブ配信ソリューションを展示「AVerMedia」

 ライブ配信関連のPC周辺機器を取り扱う台湾AVerMedia(新北市)のブースでは、オリキャラのエレーナがお出迎え。ここではHDMI 2.1対応4Kキャプチャーデバイス「Live Gamer ULTRA 2.1」「Live Gamer 4K 2.1」や、各周辺機器を一括でシンプルにコントロールできる新しいソフトウェア「Streaming Center」など新製品を展示していた。

●ちゃんとかわいいアバターを使ってて感心「Rich Source」

 キオスク端末やデジタルサイネージなどを手掛ける台湾Rich Sourceブースには、AI Amazeが開発するAIアバターを使ったインフォメーションツールのデモを行っていた。

 シースルーのディスプレイにキャラクターを表示することで、より空間に溶け込むツールを目指しているとのこと。

 こういうソリューションのキャラクターって、大体が無難な感じを目指してしまった“コレジャナイ感”なキャラになってしまうのだが、かわいらしいキャラクターで感心した。ちゃんとかわいい。

●ほんの少しだけどオリキャラPCパーツあり「MAXSUN」

 グラフィックスカードやマザーボード、ストレージやSSDなどを手掛ける中国MAXSUN(広州市)のブースには、オリジナルキャラクター「iCraft princess」のSDキャラをあしらったPCケースが展示されていた。

 よく見るとグラフィックスカードにもキャラクターがプリントされたパネルが取り付けられている。こちらも販売しているという。

●ブース裏手にサイネージ「darkFlash」

 PCパーツを手掛ける台湾darkFlash(台北市)のブースでは、同社のキーボードにプリントされたキャラクターを発見。

 こんなもんかなと思っていたら、裏側にオリジナルキャラクターのサイネージがそびえ立っていた。

●PCケースに透過スクリーン「G.SKILL」

 一連の各種PCパーツを手掛けるG.SKILLブースでは、自作PC改造コンテストの参加作品が並べられていた。その中でも注目を集めていたのがNoguchi氏の作品だ。NZXTのPCケース「N7 Z790」の側面を透過スクリーンとして使用し、キャラクターがダンスしている。

 非常に美しくキャラクターが投影されており、インパクトがあった。多くの人が足を止めてカメラを向けていた。

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