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アイ・オー、タイムシフト録画に対応した“スティック型”ポータブルSSDを発売

ITmedia PC USER 2024年7月10日 11時35分

 アイ・オー・データ機器は7月10日、テレビ放送などの常時録画機能(タイムシフト)を持つ機器向けのスティック型USBポータブルSSD「AVSSD-RS」シリーズを発表した。価格は1TBモデルが2万6730円、2TBモデルが4万8950円(いずれも税込み)。7月末に出荷を始める。

 アイ・オーによれば、SSD製品でタイムシフトによる24時間連続録画に正式対応している製品は業界初(6月時点)だという。

 PCでの利用などが想定された通常のSSD製品は、キャッシュなどを生かして読み書きの最大速度を追求したものが多い。しかし、常時録画のような用途による連続的な書き込みに使うと処理が追い付かず、データの書き込みエラーなどが発生する可能性がある。

 これまで常時録画に対応している保存媒体はHDD製品しかなく、余計なスペースや別途電源を確保する必要があったという。

 AVSSD-RSシリーズはデータを連続的に書き込んでも安定する高速応答を重視したオリジナルのチューニング「IOオリジナルAVRecording」方式を採用しており、例えば東芝「REGZA」シリーズの「タイムシフトマシン」に接続した場合、24時間連続で6チャンネル同時録画できるとしている。

 デザインはスティック型を採用しており、壁掛けや壁寄せのような設置でも周辺のインテリアを崩さないのが強みだ。本体サイズは約20(幅)×62(奥行き)×8(高さ)mm、重さは約11g、インタフェースはUSB Standard-A(USB 3.2 Gen 2)となっている。

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