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Roborock、5way全自動ドックを備えた多機能仕様のロボット掃除機「Roborock S8 MaxV Ultra」など3製品を投入

ITmedia PC USER 2024年8月1日 19時1分

 SB C&Sは8月1日、中国Beijing Roborock Technology(Roborock)製の多機能ロボット掃除機「Roborock S8 MaxV Ultra」「Roborock S8 Max Ultra」「Roborock Q8 Max+」を発表した。いずれも8月下旬から順次販売を開始する予定で、一部モデルは予約販売も実施する。

【更新:20時30分】記事の内容を更新しました

●Roborock S8 MaxV Ultraの概要

 Roborock S8 MaxV Ultraは、Roborockのロボット掃除機の新たなフラグシップモデルだ。ヤマダデンキの店舗(一部を除く)とWeb通販(ヤマダウェブコム)において8月1日から販売予約を受け付けており、8月23日に発売される。想定販売価格は30万7780円だ。

 本製品には「5way全自動ドック」が付属している。このドッグは温水モップ洗浄、モップ乾燥(3段階:最大60度まで加温可)、掃除機本体への水供給、掃除機本体のゴミ収集(最大60日程度)、洗剤の自動投入を行えるもので、ロボット掃除機の運用の省力化に貢献する。

 また、同社製ロボット掃除機としては最強の最大1万Paの吸引力を実現し、新開発の「伸びるサイドブラシ」と「壁キワ用モップ」によって、部屋の四隅をよりしっかりと掃除できるようになったという。

 掃除本体には3Dストラクチャードライト/カメラを備えており、RGBカメラと合わせて映像を分析することで、障害物を自動回避するようになっている。LEDライトで照らすことで暗い場所でも掃除可能だ。

 RGBカメラを使ったペットの見守りにも対応しており、本機の場合は新機能として「ペットに配慮した掃除」「ペットスナップ機能(ペットを検出すると自動撮影する機能)」「ペットの居場所探索」にも対応する。

 加えて、本体に「ハロー、ロッキー」と声をかけると、掃除に関する操作の一部を指示できる「インテリジェント音声アシスタント」や、掃除モードを自動で検討する「スマートプラン」も追加されている。

●Roborock S8 Max Ultraの概要

 Roborock S8 Max Ultraは、Roborock S8 MaxV Ultraから一部機能を省くことで価格を抑えたモデルだ。SB C&Sが運営するWeb通販サイト「Roborock Japanダイレクト」で8月下旬以降に販売される予定で、想定販売価格は28万5780円となる。

 S8 MaxV Ultraとの機能的差分は以下の通りで、全て掃除機本体に関するものだ(5way全自動ドックは同機能)。

・最大吸引力の抑制(1万Pa→8000Pa)

・物体検知能力の抑制(73種類→42種類)

・スマートプラン(汚れ自動検知)の非対応化

・見守り/双方向通話機能の省略

・インテリジェント音声アシスタントの非対応化

 吸引能力はRoborock S8 Max Ultraが8000Pa(パスカル)、Roborock S8 MaxV Ultraが1万Paを実現。室内の形状を把握できるレーザーセンサーを内蔵、障害物などを回避しながら効率的に掃除を行える。

 Roborock S8 MaxV Ultraは部屋の様子をリアルタイムで確認できるカメラを搭載。リモート操作で本体を動かしてペットなどの様子を確認したり、内蔵マイクを用いて双方向通話を行うことも可能だ。

●Roborock Q8 Max+の概要

 Roborock Q8 Max+は、ミドルクラスのドッグ付きロボット掃除機だ。Roborock Japanダイレクトで8月下旬以降に販売される予定で、想定販売価格は14万2780円となる。

 本機に付属するドッグはゴミ収集に特化したものとなる。本体の吸引力は最大5500Paで、メインブラシは2基構成となっている。カメラによる障害物検知を利用可能だ。

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