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IntelとAMDが「x86 Ecosystem Advisory Group」を旗揚げ パートナーと共にx86ベースのエコシステム普及/拡大を推進

ITmedia PC USER 2024年10月16日 19時35分

 IntelとAMDは10月16日、x86アーキテクチャベースのコンピューティングエコシステムの普及/拡大を目的とする任意団体「x86 Ecosystem Advisory Group」を立ち上げたことを発表した。創設メンバーには両社の他、Epic Gamesのティム・スウィーニーCEO、Linuxの生みの親であるライナス・トーバルズ氏と、両社の主要なパートナー企業が名を連ねている。

 CPUのアーキテクチャの1つである「x86アーキテクチャ」は、1978年にIntelが開発したCPU「8086」にルーツを求めることができる。クライアントPCはもちろん、サーバやデータセンターでもx86アーキテクチャのCPUは現在も広く使われており、昨今では「Core Ultra 200Vプロセッサ」「Core Ultra 200Sプロセッサ」や「Ryzen AI 300プロセッサ」のように推論演算に特化したNPU(Neural Processing Unit)を統合することでAI処理を高速に行えるCPUも登場している。

 この団体はx86アーキテクチャベースのハードウェアやソフトウェアの選択肢や互換性の向上の他、最新技術のメリットを生かせる機会の提供、新機能のOSやフレームワーク/アプリへの統合の効率化などを目指すという。

 創設メンバーとして名を連ねている企業は以下の通りだ。

・Broadcom

・Dell Technologies

・Google

・Hewlett Packard Enterprise(HPE)

・HP

・Lenovo

・Meta

・Microsoft

・Oracle

・Red Hat

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