米Microsoftはこのほど、CrowdStrikeのマルウェア対策ソフトウェアを導入したPCにWindows 11の新バージョン「2024 Update(バージョン24H2)」を導入すると、WordやExcelなどのOfficeアプリケーションが動作しなくなる可能性があると告知した。
影響を受けるのは、CrowdStrikeのエージェントソフト「Falcon Sensor」と、不正プログラムの動作を抑止するポリシー設定を有効にしている、組織および管理されたPCに限られる。この問題に対し、CrowdStrikeは24H2を実行している環境で一時的に該当するポリシー設定を無効化する措置をとっているという。
Microsoftは、以前のバージョンやその他のサードパーティー製セキュリティ対策ソフトウェアでも同様の問題が発生するか調査中としつつ、個人が使っているデバイスで今回の問題が発生する可能性は低いとしている。
【訂正:2024年10月24日午後2時21分 記事初出時、誤解を招く可能性がある記事タイトルになっていたため、該当部分を変更しました】