アドバンテックは10月29日、小型デザイン筐体を採用したエッジAI推論システム「AIR-310」の発表を行った。
本体サイズ215(幅)×225(奥行き)×55(高さ)mmの省スペース筐体を採用するエッジAI推論システムで、第12~14世代Coreプロセッサ(最大65W)の搭載に対応した。
グラフィックスカード非搭載のベアボーンモデルの他、Intel Arc A370を標準搭載したモデルも用意。Intel Arc A370構成時で約4.198TFLOPS、オプションで選択可能なQuadro 2000A構成時で最大12.99TFLOPSのAI処理能力を実現できる。
またアドバンテックは、同社製エッジシステムの導入OSに「Windows 11 IoT Enterprise LTSC 2024」を追加、ボックス型IPC/コンパクトモジュラーIPCや産業用マザーボード、シングルボードコンピュータなど各製品のアップグレード実施を発表した。