米Appleは10月28日(現地時間)、「iPadOS 18.1」および「macOS Sequoia 15.1」を公開した。主に「Apple Intelligence」への対応が目玉機能だが、利用するには言語設定を米国英語にする必要がある。
●iPadOS 18.1
iPadOS 18.1で変更されるのは以下の通りだ。
AirPods
・ヒアリングチェックを使用すると、科学的に検証されたヒアリングチェックの結果が自宅にいながら得られる(18歳以上のユーザーが対象)
・ヒアリング補助機能では、周囲の音とミュージック、ムービーおよび通話に自動で適用される、パーソナライズされた臨床レベルの補助が提供される(18歳以上の軽度から中等度難聴のユーザーが対象)
機能改善とバグ修正
・コントロールセンターにコネクティビティコントロールを個別に追加したり、構成をリセットしたりするための新しいオプションを追加した
●macOS Sequoia 15.1
macOS Sequoia 15.1では、「iPhoneミラーリング」でドラッグ&ドロップによる操作に対応した。他にApp Storeで1GB超のアプリをインストールする際に、ダウンロードするドライブをあらかじめ選択できるようになった。その他、細かなバグフィックスなどが含まれている。
●Apple Intelligenceの日本語対応は2025年4月以降に
AppleはあわせてApple Intelligenceの各国における提供時期を少しずつ明らかにしている。12月にはオーストラリア、カナダ、アイルランド、ニュージーランド、南アフリカ、英国で英語による提供を始める。
2025年4月に行うOSアップデートでは対応言語を増やし、1年以内にさらに多くの言語に対応するという。対応言語は現時点で日本語、中国語、英語(インド)、英語(シンガポール)、フランス語、ドイツ語、イタリア語、韓国語、ポルトガル語、スペイン語、ベトナム語だ。
よってApple Intelligenceを日本語で使えるのは2025年4月以降になる。