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サムスンSSD「990 EVO Plus」が4TBモデル4.5万円で登場!

ITmedia PC USER 2024年11月11日 16時0分

 先週(11月3日週)、ストレージ関連で注目を集めていたのは、サムスンのM.2 NVMe SSD「990 EVO Plus」シリーズだ。1TB(MZ-V9S1T0B-IT)と4TB(MZ-V9S4T0B-IT)モデルが先行で売り出され、価格は順に1万6000円弱と4万5000円弱となる。ただし、4TBの価格は期間限定の特価となり、「週半ばには5万2000円前後になる見込み」(TSUKUMO eX.)という。

●「初動だけの特価で、それが終わると5.2万円に」 4TBの990 EVO Plusが話題に

 PCとの接続はPCIe 4.0 x4またはPCIe 5.0 x2となる。シーケンシャル速度は、4TBモデルの最大値で読み出しが毎秒7250MB、書き込みが毎秒6300MBとなる。

 TSUKUMO eX.は「なかなか高速でいて、割安に大容量が手に入るのがいいですね。初回限定価格でいえば、やはり4TBが注目されると思います」と一定の評価をしていた。

 とはいえ、M.2 SSDの売れ筋はこれまでと変わらず1TBと2TBで、4TBを選ぶ人はまだ限られていると複数のショップで聞く。あるショップは「その中でも4TBのシェアを握るためのキャンペーンなんじゃないかと思います。(2024年7月に登場した)『WD Blue SN5000』シリーズの4TBモデルあたりを対抗に考えているのかもしれません」と読んでいた。

●Keychronのエルゴノミクスキーボード「Q10 Max」が4.5万円で登場

 実売4.5万円の新製品といえば、Keychronからはエルゴノミクスデザイン(Aliceレイアウト)を採用したワイヤレスキーボード「Q10 Max」が登場している。日本語配列と英語配列があり、Gateron Jupiterスイッチの茶軸と赤軸、バナナ軸タイプを選べる。カラーはカーボンブラックとシェルホワイトの2色で、いずれの組み合わせも4万5000円弱だ。

 入荷したパソコンSHOPアークは「個性的なキー配置になるので人を選ぶところがありますが、オフィス用途や文字入力中心で使う人に定評がありますね。高価なモデルですがブランドの人気もあってまずまずの反響です」という。

 一方、ゲーミング用途ではZirnexのラピッドトリガー対応キーボード「Herald 68-M」が注目を集めている。アルミ製のフレームを採用し、約2.5kgの重量で安定性に優れているという。ポーリングレートは8000MHzで、価格は2万5000円弱だ。

 同店は「どっしりと動かず、それでいて軽快にタイピングできます。傾斜が強めなのも特徴ですね」と話していた。

●1万円切りの8Kマウス&神奈川の波デザインの約49gマウス

 ゲーミングマウスの新製品も複数登場している。コスパの高さで注目を集めているのは、SCYROXの「V8 Yellow」だ。2024年9月に登場した「V8 Black」「V8 White」と同じく、36±3gの軽さと8000Hzポーリングにレートに対応する仕様で、8Kドングルも付属している。価格も同様に9800円弱となる。

 パソコンSHOPアークは「1万円以下で8K環境が使えるということで、先行するブラックとホワイトも好調に売れています。ゲーミングマウスの入門機としても定評のあるシリーズに育っていると感じます」とプッシュしていた。

 また、Waizowlからも8Kドングルがセットになったワイヤレスマウスが登場している。約49gの「OGM PRO V2」と、約55gの「OGM CLOUD 3950」の2モデルで、価格はそれぞれ1万8000円弱となる。

 OGM PRO V2はTypo BlackとBlue Fade、浮世絵風のKanagawa Waveのバリエーションをそろえる。OGM CLOUD 3950はBlackとライオンのイラストをあしらったRedLionの2種類から選べる。

 同店は「OGM PROシリーズは、エルゴノミクスデザインのゲーミングマウスとして定評があります。神奈川の波という名称がユニークですよね。日本的デザインが好きな人にも受けそうです」と話していた。

●ギガバイトからパソコン工房限定販売のZ890マザーもデビュー

 先週も、Intel Z890チップセット搭載マザーボードの新たなラインアップが加わっている。ギガバイトのATXモデル「Z890 UD WIFI6E」で、価格は3万5000円前後だ。パソコン工房の限定販売モデルとなる。

 電源ユニットでは、サーマルテイクからATX 3.1対応の「TOUGHPOWER GT」シリーズが登場している。80 PLUS GOLD認証を取得したフルプラグインモデルで、850Wと750Wモデルを用意する。価格は順に1万6000円前後と1万5000円前後だ。

 入荷したTSUKUMO eX.は「容量を抑えめにして割安なATX 3.1電源を探している人も多いので、歓迎されるかなと思います」と話していた。

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