アマゾンジャパン(Amazon)は12月4日、家庭での動画コンテンツの楽しみ方に関する「令和のお茶の間実態調査」の結果を公表した。それに合わせて、同社は12月9日9時から12月20日23時59分まで、映像投影デバイス「Fire TV Stick HD」(通常価格6980)円を抽選でプレゼントするキャンペーンを開催する。
●調査の概要
今回の調査は、全国の17~79歳の男女1400人を対象にインターネットで行われた。
調査によると、家庭内での動画コンテンツの楽しみ方として「テレビ画面」を選んだ人が56.7%に達したという。PCやスマートフォン/タブレットで楽しめる動画配信サービスが増えた昨今、TVを持っていない人も珍しくなくなったとも言われるが、Amazonでは「コロナ禍で家にいる時間が増えたことを受けて、(TVの)大画面で動画を楽しむことのメリットが再評価された」と見ているという。
また、同居している家族やパートナーとTV画面で動画コンテンツを一緒に見ていると答えた人は55.1%だったといい、「家族やパートナーとTV画面の前に集まることが多いという傾向が明らかとなった」という。
全回答者に「家族やパートナーとの時間」をどのくらい重視しているか聞いてみたところ、「重視している」「どちらかというと重視している」と答えた人は3分の2を超えたという。その上で、「重要視している」に絞ってTV画面で動画を楽しむ時間が増えたかどうか聞いてみたところ、40.3%が「増加した」と答えたそうだ。
このような結果から、「多様な視聴コンテンツが増加したり、個人デバイス使用が普及したりする中でも、家族やパートナーとの時間にはTV画面が重要な役割を期待され、『お茶の間』に回帰しようとしている傾向が伺え」るという。
また、この調査では最近よく聞く「推し活」についても調べており、調査対象者の36.9%が推し活をしていると答え、さらにその36.4%が「家族やパートナーと一緒に推し活をしている」のだという。
●プレゼントキャンペーンの概要
プレゼントキャンペーンでは、抽選で7人にFire TV Stick HDを、3人にFire TV Stick HDに加えて12月16日に発売予定の「Fire TV Soundbar Plus」(標準価格3万4800円)のセットをプレゼントする。
応募方法は、Amazon Fire TV Japan(Amazonデバイスキャンペーン事務局)の公式Xアカウントをフォローした上で、キャンペーン投稿に対してお茶の間でみんなで見たい推し活コンテンツをハッシュタグ「#令和お茶の間」を添えて引用リポストする、というものだ。リポストの際には、公式Xアカウントをタグ付する必要もある。
キャンペーンの当選者には、公式Xアカウントからダイレクトメッセージが届く。その指示に従って発送先の情報を入力すると、12月21日頃に景品が届く。
Fire TV Stick HDについて
Fire TV Stick HDは、10月23日に“ひっそりと”発売された「Fire TV Stick(第3世代)」の後継製品で、基本的な仕様に大きな変化はない。ただし、SoCがMediaTek製の「MT8695D」からIMG製の「GE8300」に変更されている。
Fire TV Soundbar Plusについて
Fire TV Soundbar Plusは、日本では初投入となるAmazon純正のサウンドバーだ。フルレンジスピーカーとツイーターを3基ずつ、サブウーファーを2基搭載する3.1ch構成で、Dolby Atmos/DTS:X規格のサラウンド音声の再生に対応している。音声入力はHDMI経由(eARC/ARC)の他、光デジタル音声ケーブルやBluetoothでも行える。
なお、本製品自体にはFire TV機能を備えていないため、別途用意する必要がある。