台湾ASUSTeK Computerは、Intel Core Ultra 200Vシリーズのプロセッサ(開発コード名:Lunar Lake)を搭載したCopilot+ PC「ASUS NUC 14 Pro AI」シリーズを発表した。同社では同プロセッサを搭載したミニPCは世界初であるとしている。
なお、現時点で日本での展開は不明だ。
ASUS NUC 14 Pro AIシリーズは、Intelのモバイル向けSoCであるCore Ultra 200Vシリーズのプロセッサを搭載し、モデルによりCore Ultra 9 288V/Core Ultra 7 258V/同256V/Core Ultra 5 228V/同226Vを採用する。
メモリ(LPDDR5x-8553)はCPUに統合され、容量はモデルにより16GBまたは32GBという構成だ。ストレージのSSD(M.2 2280)はPCI Express 4.0 ×4対応で最大2TBを備える。GPUはXeアーキテクチャを採用したCPU内蔵のIntel Arc 140V/130Vで、NPUの演算性能は最大48TOPSだ。
ネットワークは2.5GbE対応の有線LAN、Wi-Fi 7対応の無線LAN、Bluetooth 5.4をサポートし、ボディー前面に電源ボタンとCopilotボタン、Thunderbolt 4端子、USB 3.2 Gen 1 Standard-A端子×2、3.5mmヘッドセット端子を配置する。
背面にはThunderbolt 4端子とUSB 3.2 Gen 2 Standard-A端子×2、HDMI出力端子、2.5GbE対応の有線LAN端子、電源端子を並べる。また、天面には指紋認証センサーを備えている。
スマートアンプを搭載した内蔵マイクとスピーカーにより、音声コマンドに対応する。これにより、声だけでAIアプリケーションを起動させられるという。
ボディーサイズは約130(幅)×130(奥行き)×34(高さ)mmで、重量は約530gだ。