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知ってた?!ネイルの歴史 (日本編)

Itnail 2017年1月9日 13時0分

日本でも古くから爪に色を塗る、という行為は行われてきました。飛鳥・奈良時代から、化粧の一部としてアクセサリーのような感覚で、爪に色を塗っていたと考えられています。日本においてのネイルの歴史、あなたは知りたくないですか?

紅殻を使い、化粧の延長線として

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645年頃からの飛鳥時代、その後の奈良時代、この辺りから、爪に色を塗る行為は始まったとされています。当時は紅殻という、赤サビを主成分にしたものが使われていました。おでこの中央や、唇の両端に飾りの一つとして化粧を行っていた延長線に、爪を赤く塗るということが行われていました。

古代から赤に対して強い執着心があったようで、爪に塗る色は土や花などの自然の物から作られていました。自然にあるものは全て神が作り、神が作った物全てに、病気などの悪霊を払う力があるとされていたからです。

ホウセンカでツマクレナイ、紅花でツマベニ

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794年頃からの平安時代では、遊女が階級の低い農民などへ、化粧を広げたと言われています。この時代の遊女は、階級の高い女性のような恰好をしていたからです。
当時は、ホウセンカとホオズキの葉を揉み合わせて爪に色を塗っていました。それを爪紅(ツマクレナイ)といい、ホウセンカの別名が「ツマクレナイ」という由来となります。

1603年頃からの江戸時代では、中国からの染色技術に紅花が使われており、そこから紅花の栽培が盛んになります。紅花は化粧にも使われ、爪にも塗られました。紅花で唇に濃く紅を塗ることを口紅、爪を紅く塗ることを爪紅(ツマベニ)と言います。
この時代は、花弁とミョウバンを潰しながら混ぜ、専用の針で爪を塗っていたことが文献に残っています。染料としても使われている花弁なので、乾けば水でも落ちず、長く楽しめたとあります。

マニキュア術が伝わり、磨爪術として

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1868年から明治時代に入り、フランスからマニキュア術が伝わると、磨爪術として広く知られていきます。70年代にはアメリカ西海岸ブームが起こったことがきっかけで、ネイルの専門サロンが日本で紹介されました。

70年代後半には、美容業界でアメリカからネイルの技術が取り入れられます。そして美容院のメニューにも含まれ、現在のネイルの基本ができていきます。

80年代に入り、日本において、職業としてのマニキュアリストやネイルサロンが誕生します。そして日本ではネイリスト、と呼ばれるようになりました。



Itnail編集部

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