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爪が白い、黄色い。それ、水虫かも!原因は白癬菌にあった

Itnail 2016年5月25日 17時0分

足の爪が白く、黄色く変色してきた、ぼろぼろと欠ける、そんな症状があったら白癬菌を疑ったほうがいいかもしれません。白癬菌が足に生息している状態を水虫といい、水虫は痒いとは限らないのです。かかとが白くてガサガサ、それも白癬菌の症状なんですよ!

びっくり!女性の3人に1人が水虫である

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【イットネイル】白癬菌とはカビの一種で、皮膚にある角質層に寄生した症状を水虫といいます。水虫の9割は足にできるといわれ、水虫の人の足の角質に触れてしまい、洗い流されずにちょっとした傷などから侵入、白癬菌がうつってしまいます。
高温多湿な環境で繁殖することは有名ですが、特に女性の場合、ナイロン製のストッキングをはくことで通気性が阻止され足が蒸れやすく、一度かかると治りにくいと言われています。
しかも「水虫は痒い」と言ったイメージが強く、痒くない水虫に気づかない場合が多く、またそれも水虫を治しにくくしています。

かかとのがさがさは角質増殖型の水虫

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女性は男性に比べて皮脂量が少なく、血行不良になりがちなため、足に角質がたまりやすいといえます。いわゆるかかとのがさがさがその典型。しかしそれ、乾燥と角質だけではなく、水虫かもしれません。
角質増殖型の水虫は足の裏やかかとが乾燥してガサつき、角質が厚くなったりヒビ、皮がむけるといった症状がでます。一見、お手入れ不足の乾燥したかかとに見えるからやっかい。
またそこから爪に白癬菌が移ると爪が白く、黄色っぽくなり、さらに進行するとぼろぼろになってきます。そこまでくると爪を磨いても平らになることはないでしょう。これが爪水虫。
またほかにも土踏まずにできるタイプの水虫として小水疱型と呼ばれるものがあります。足のうらに小さな水ぶくれができ、それが破裂、少しだけ皮がむけます。痒みを伴いますが、一過性のため水虫だと気づかない人が多いようです。

水虫予防法はフットケアに限る!

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水虫の原因、白癬菌の餌は髪の毛や爪、角質に含まれるケラチンをエサにして増殖します。そのためそのケラチンを少なくすれば増殖しない、うつりにくいのです。それがフットケア。
フットケアをすることで余計な角質を除去、爪の裏などばい菌が溜まりやすいところをキレイにすることが最大の防止策です。1ヶ月に1度のフットケアは見た目の身だしなみだけではなく、水虫予防にも効果的なのです。
しかし、なってしまった水虫はフットケアをしても治りません。軽いようなら市販薬で治ります。爪に白癬菌が入った場合は皮膚科にいたほうがいいでしょう。飲み薬を処方されるはず。変色してしまった爪は伸びきらない限り治りません。そのため治療が長期間に及びます。
フットケアをさぼると水虫になってしまうかもしれませんよ。コンスタントなお手入れが大切です。



Itnail編集部

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