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「錦糸町パラダイス~渋谷から一本~」8月9日OA第5話あらすじ ラジオを聞いていた裕ちゃん(柄本時生)のある言葉に、大助(賀来賢人)は動揺

iza(イザ!) 2024年8月7日 16時0分

連続ドラマ「錦糸町パラダイス~渋谷から一本~」(テレビ東京系)の第5話が8月9日深夜(0時22分~)に放送される。

俳優、柄本時生と今井隆文のドラマ初プロデュース作品。過去の「汚れ」を掃除する掃除屋の3人と、過去の「過ち」を暴くルポライターが、東京・錦糸町を舞台にさまざまな人との出会い、出来事を通じ、自らの過去と向き合うなかで、人生で本当に大事なことは何か、生き方の根源や人間の心理について考えさせられる群像劇。

「錦糸町パラダイス~渋谷から一本~」第4話までの振り返り

幼なじみの木ノ本大助(賀来賢人)、今井裕樹(柄本)、奥田一平(落合モトキ)は錦糸町を拠点に、掃除屋「整理整頓」を営んでいる。「裕ちゃん」こと裕樹は9年前、大助が路上に投げてしまったバスケットボールを拾おうとして通りがかりのタクシーにはねられ、下半身不随となる重傷を負って車いす生活に。ちょうどその頃始めた、3人でいつも一緒にいられるこの仕事を、大助は楽しんで続けていたが、裕ちゃんの体や事故のことについては、友人関係が壊れることを恐れてあえて触れないように気をつけていた。それは事情を知る大助の恋人、高橋心音(さとうほなみ)も同じだった。

ネットニュースサイト「Kinshi news」を運営しているルポライター、坂田蒼(岡田将生)は、心音が営む喫茶店「デルコッファー」などに出没し、そこで耳にした噂話などをネタに記事を執筆。コロナ禍で中止となっていた音楽フェスが5年ぶりに復活することで盛り上がる錦糸町の街のあちこちに張られたQRコードのリンク先は、このサイトの記事にリンクしていた。蒼が書いた記事で、錦糸町にある会社や店舗、そこで働く従業員などの不祥事が暴かれ、それぞれ倒産や閉店、左遷に追い込まれた。その余波で、心音の幼なじみで、フィリピンパブ「サラマッポ」で働いていた山岸ミカ(矢野あゆみ)は、フィリピン人の母親の不法滞在が発覚し、出入国在留管理庁から強制送還を言い渡されてしまった。

「整理整頓」の3人は、清掃を終えたサラマッポの前で、大助と裕樹の同級生、遠田(森岡龍)と遭遇する。バックパッカーとして8年あまり世界31カ国を旅してきたのち、現在は出入国在留管理庁で働いているという遠田は、店の看板を見て初めて、自身が摘発した不法滞在者が同級生だったミカであることを知り、複雑な心境になった。

ミカは在日外国人を支援する団体と連絡をとり、日本で生まれて育ったミカだけは残ることもできると言われ、どうすべきか悩んだ。学生時代、一度も修学旅行に参加しなかった理由が、事前に申請しないと東京から外に出てはいけないと法律で定められているからだと心音に明かし、外国人に対する規制の厳しさを嘆いた。そして悩んだ末にフィリピン行きを決意し、世話になった人々に別れを告げた。

一方、蒼は、駄菓子屋のまっさん(星田英利)のもとへ。近くでは、置き引きをしたおばちゃんが店員に捕まって問い詰められていて、まっさんはこの手の事件を記事にしないのかと蒼に尋ねた。蒼は「しない」と断言し、本当に困っているからやったのであって「ダメだけどダメじゃない」と理解を示した。

「錦糸町パラダイス~渋谷から一本~」第5話あらすじ

「整理整頓」の社用バンの中にはいつもの地元FM局のラジオが流れ、パーソナリティーのかおる(光石研)がテレビで見たドキュメンタリー番組について話している。責任を放棄して生きている夫婦を追った内容で、「その分誰かが責任持って世界を作っているのだ!」と力説。共感する大助を、一平は「真面目だ」と冷やかすが、なぜか裕ちゃんだけ表情が違う。

錦糸町フェスのためにドキュメンタリーを撮影していた映像制作会社「リアルフィクション」の安住(松岡広大)が、地元店のロケ中に失踪。その翌日、ロケのリポーターを務めたなみえ(濱田マリ)がかおるとコンビでパーソナリティーを務める番組に、安住らしき人物からお詫びのメッセージが届く。そこには、尊敬する社長(今井隆文)の思いに応えるべく頑張ってきたが限界を迎えてしまったことが綴られ、あることを機に高圧的な上司に変わってしまった社長が抱える“責任“への言及もあった。その番組を聞いていた裕ちゃんがつぶやいた“責任”にまつわる一言に、大助は動揺してしまう。

蒼はまっさんに仲がいい商店街の会長を紹介してほしいと頼む。歴史を振り返る記事を企画中で、会長が保管している資料が見たいという。快諾したまっさんは、子供たちから聞いたQRコードの話を蒼に尋ねる。読み込むとやばい情報が得られるという噂に、蒼の反応は…。

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