米大リーグ、ドジャースの大谷翔平投手が2日(日本時間)、ワールドシリーズ(WS)を制覇したドジャースの優勝パレードと祝賀会に参加。パレードでは、妻の真美さんに加え、愛犬のデコピンの姿も見られたため、X(旧ツイッター)で「デコピン」「真美子夫人」などのワードがトレンド入りした。
大谷はこの日、WS制覇を記念した白いキャップに黒のTシャツという格好で登場。バスには真美子さんとデコピンも同乗した。パレードではデコピンを抱っこし、真美子さんと楽しそうに話す大谷の姿も見られ、チームの公式SNSは、それらの姿を収めた動画をアップしながら「デコイ、君はワールドチャンピオンだ」とつづった。
SNSではこの日もデコピンに注目が集まり、「世界一幸福な犬」「堂々としてカワイイ」「パレードでもキョロキョロしないし、暴れない。お利口だな」「来世はデコピンに生まれたい」といったコメントが殺到。またデコピンが、始球式や優勝パレードなど、球団のイベントに欠かせない存在になったと考えるファンも多く、「ドジャースの公式マスコット」「大歓声にも慣れて、アイドルすぎる」という書き込みもあった。
大谷はこの日、バスの中でインタビューを受け、「すごい壮観ですし、圧倒されています。1年目からこうやって応援してもらって、受け入れてもらって、すごく感謝している。チームとして最高の結果を出すことができて、すばらしい1年になったと思います」とコメント。その後、ドジャースタジアムで行われた祝賀会では、チームメイトとともに中央に特設されたステージに登壇し、突然、スピーチを振られた。大谷は英語で「僕にとっては特別な瞬間。チームの一員になれたことは光栄です。ロサンゼルスおめでとう」とあいさつ。その後、同僚の山本由伸投手にもスピーチするように促し、山本は「サンキュー、ドジャースファン」と絶叫した。